【特集】10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 26社【プライム】編 <割安株特集>
筑波銀 <日足> 「株探」多機能チャートより
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。また、赤字決算や無配の企業が数多くあることにも留意したい。
東証プライム上場企業では275銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比20%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比20%以上増益、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる26社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは17日現在)
なお、19日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<8338> 筑波銀 29900 78.4 4400 0.25
<5269> 日コン 36600 24.9 2800 0.53
<8550> 栃木銀 38300 39.3 5900 0.26
<1821> 三井住友建設 39300 27.2 8000 0.88
<6262> ペガサス 50800 234 1710 0.43
<9788> ナック 52800 20.0 3500 0.98
<6742> 京三 53900 84.1 6000 0.68
<8524> 北洋銀 55600 25.8 23400 0.48
<8897> ミラースHD 58000 23.2 16000 0.97
<5957> 日東精 58900 23.5 3500 0.66
<9405> 朝日放送HD 64400 218 2300 0.37
<5852> アーレスティ 65000 36.0 3500 0.32
<6445> ジャノメ 67800 36.1 2400 0.36
<7955> クリナップ 71600 49.3 2700 0.46
<6306> 日工 73500 21.3 2600 0.85
<6167> 冨士ダイス 74200 30.4 1150 0.71
<6471> 日精工 77800 27.8 33500 0.58
<3978> マクロミル 78400 58.3 5900 0.75
<4548> 生化学 78400 169 4550 0.59
<6464> ツバキナカ 79700 4900 5650 0.53
<9474> ゼンリン 87100 79.6 3700 0.94
<7198> SBIアルヒ 87700 28.9 3000 0.92
<6118> アイダ 90100 61.3 5800 0.64
<7186> コンコルディ 90110 41.6 109000 0.82
<6140> 旭ダイヤ 90700 45.3 3500 0.75
<7820> ニホンフラ 91000 33.6 2550 0.66
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース