【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 フジコーポ、モロゾフ (6日大引け後 発表分)

　6日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　フジコーポ <7605> [東証Ｐ]　　★上期経常は22％増益で上振れ着地
　◆22年10月期上期(21年11月-22年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比22.4％増の37.8億円に伸び、従来予想の31.5億円を上回って着地。全国的な多雪でスタッドレスタイヤの需要が増加するなか、システム改修も奏功し冬季商戦が好調だったことが寄与。タイヤメーカー各社による一斉値上げ前の駆け込み需要が発生したことも収益を押し上げた。
　　通期計画の43.5億円に対する進捗率は86.9％に達しており、業績上振れが期待される。

　モロゾフ <2217> [東証Ｐ]　　★2-4月期(1Q)経常は21％増益・上期計画を超過
　◆23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期非連結比21.4％増の7.6億円に伸びて着地。オミクロン株の感染拡大でバレンタイン商戦は低調だったものの、3月以降のまん延防止等重点措置の解除や昨年4月の緊急事態宣言の反動もあり、売上高は12.2％の増収だった。生産性向上による原価率の改善や販売人件費の削減に加え、受取補償金を計上したことも利益を押し上げた。
　　上期計画の5.5億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

株探ニュース