【材料】PHCHDは上場来安値更新、22年3月期は一転最終赤字見通しに
PHCHD <日足> 「株探」多機能チャートより
がん検診に関する製品を手掛ける病理事業について、原材料費や輸送費などコスト増に伴う減損損失をはじめ、同事業の今後の業績見通しを踏まえた繰り延べ税金資産の取り崩しによる法人所得税費用の計上が利益を押し下げる。また、保有する米センシオニックス・ホールディングス<SENS>への転換権付き貸付金の公正価値評価に基づく評価損の計上も響く見込み。なお、売上収益は3317億7000万円から3400億円(前の期比11.1%増)へ引き上げた。
出所:MINKABU PRESS