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【市況】東京株式(前引け)=続伸、出来高増勢も買い一巡後は伸び悩む展開に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 20日前引けの日経平均株価は前営業日比154円90銭高の2万7139円99銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は5億8471万株、売買代金概算は1兆4099億円。値上がり銘柄数は1226、対して値下がり銘柄数は535、変わらずは76銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が大きく上昇したことを受け、広範囲に買いが優勢の地合いとなった。外国為替市場で1ドル=129円台まで急速に円安が進行したことを背景に自動車株への買いが目立った。日経平均は一時400円超の大幅高で2万7400円近くまで上昇する場面もあったが、その後は取引中盤に利益確定を急ぐ動きが出て、上げ幅を縮小した。ただ、前場の売買代金は1兆4000億円台と増勢にある。

 個別ではトヨタ自動車<7203>が商いを伴い上昇したほか、ソニーグループ<6758>もしっかり。ファーストリテイリング<9983>、オリエンタルランド<4661>なども堅調な値動きをみせた。リクルートホールディングス<6098>も買いが優勢。住友大阪セメント<5232>が急騰し値上がり率トップとなったほか、トプコン<7732>、JUKI<6440>なども大幅高。半面、レーザーテック<6920>が朝安後に下げに転じ、キーエンス<6861>も安い。三井ハイテック<6966>も売りに押された。FPG<7148>が急落、サインポスト<3996>、PR TIMES<3922>も大きく値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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