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【市況】東京株式(前引け)=176円安、売り一巡後は下げ渋る

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 15日前引けの日経平均株価は前日比176円14銭安の2万6995円86銭。前場の東証1部の売買高概算は4億7907万株、売買代金は1兆1231億円。値上がり銘柄数は301、値下がり銘柄数は1476、変わらずは60銘柄だった。

 日経平均株価は朝方に一時380円強の下落となったが、売り一巡後は下げ渋る展開。前日のNYダウはハイテク株を中心に軟調で113ドル安と反落したことが警戒されたほか、前日までの2日間で日経平均は800円強上昇したため利益確定売りが優勢となった。ただ、為替市場で一時1ドル=126円台半ばまで円安が進行したことから、輸出企業を中心に業績拡大期待が膨らんだ。ファーストリテイリング<9983>が大幅高となったことも全体相場を押し上げた。日経平均は一時、プラス圏に浮上したが、2万7000円を超える水準では売りが優勢となった。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>やソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>、ソニーグループ<6758>が安い。日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>も値を下げた。半面、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>が高く、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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