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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月1日記)

伊藤智洋(テクニカルアナリスト)

 日経平均株価は、昨晩のNYダウが下げた流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。

 本日の下げは3月25日の高値2万8338円が上昇の終点となって、上げ幅全体の修正局面へ入っていることを示すサインになります。

 そのため、すでに弱気の流れへ入っているなら、寄り付き後、すぐに下げの流れへ入り、大陰線をつける動きになると考えられます。

 目先の価格が2万8338円を超える可能性があるなら、寄り付き値での下げが示す弱さを払拭する動きになる必要があります。寄り付き後、すぐに価格が上昇して、本日中に2万8338円へ接近するような動きが必要です。

 弱気有利な状況ですが、寄り付き後の価格が上げるなら、強気の可能性を頭の隅に入れておきます。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。


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