【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 ENEOS、トリドール、ホトニクス (25日大引け後 発表分)
ENEOS <日足> 「株探」多機能チャートより
25日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
ENEOS <5020> ★今期最終を75%上方修正・4期ぶり最高益更新へ
◆22年3月期の連結最終利益を従来予想の2800億円→4900億円に75.0%上方修正。増益率が2.5倍→4.3倍に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。エネルギー事業において原油価格の上昇局面で売価とコストに一時的な値差が生じるほか、銅価格の上昇や薄膜材料の需要拡大を背景に金属事業の収益が伸びることが寄与。原油価格の高騰に伴い、在庫評価益が増加することも利益を大きく押し上げる。
トリドール <3397> ★未定だった今期配当は3円増配
◆従来未定としていた22年3月期の期末一括配当は7.5円(前期は4.5円)実施する方針とした。通期業績の見通しなどを踏まえ、株主への利益還元を増やす。今期最終損益は54億円の黒字(前期は54.5億円の赤字)を見込む。
C&R <4763> ★前期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額
◆22年2月期の連結経常利益を従来予想の32億円→34億円に6.3%上方修正。増益率が28.8%増→36.8%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。国内クリエイティブ分野と医療分野を中心に、プロフェッショナル領域におけるプロデュース事業、エージェンシー事業、ライツマネジメント事業が伸長したことが要因。営業と社内業務のDX化による生産性向上や業務効率化が進展したことも上振れにつながった。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の18円→20円(前の期は16円)に増額修正した。
ホトニクス <6965> ★今期経常を27%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8円増額
◆22年9月期の連結経常利益を従来予想の389億円→493億円に26.7%上方修正。増益率が12.3%増→42.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。産業用機器分野を中心に販売が伸び、売上高が計画を上回ることが寄与。為替の円安進行もプラスに働く。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の56円→64円(前期は48円)に増額修正した。
ジュンテンドー <9835> [東証2] ★前期経常を40%上方修正
◆22年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の9億円→12.6億円に40.1%上方修正。減益率が60.2%減→44.2%減に縮小する見通しとなった。園芸や資材など巣ごもり関連の販売が想定以上に伸びたことが収益を押し上げた。
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