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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 セレスポ、エアトリ、パーク24 (15日大引け後 発表分)

セレスポ <日足> 「株探」多機能チャートより

 15日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 セレスポ <9625> [JQ]  ★今期経常を2.6倍上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も50円増額
 ◆22年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の22.5億円→58.3億円に2.6倍上方修正し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。国際的スポーツ大会に関する案件の収益が想定を上回ることが上振れの要因となる。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の50円→100円(前期は無配)に大幅増額修正した。

 キャリアデザ <2410>   ★今期経常を60%上方修正
 ◆22年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の5億円→8億円に60.0%上方修正。増益率が3.2倍→5.2倍に拡大する見通しとなった。高水準な採用需要の継続やIT業界を中心とする女性マーケットなどの回復を背景に、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。

 ブラス <2424>   ★上期経常は黒字浮上で上振れ着地、自社株買いも発表
 ◆22年7月期上期(21年8月-22年1月)の経常損益(非連結)は4億6500万円の黒字(前年同期は4600万円の赤字)に浮上し、従来予想の2億5200万円の黒字を上回って着地。まん延防止等重点措置の影響があったものの、施行件数、単価とも回復し、31.0%の大幅増収を達成したことが寄与。稼働率の向上や修繕費用の見直しに加え、新型コロナに係る協力金などの計上も利益を押し上げた。
  併せて、発行済み株式数の5.3%にあたる30万株または2億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

 アールプラン <2983> [東証M]  ★今期経常は8%増で2期連続最高益、初配当15円実施へ
 ◆22年1月期の連結経常利益は前の期比2.6倍の13.8億円に急拡大して着地。続く23年1月期も前期比7.6%増の14.8億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は積極的な新規出店を背景に、戸建住宅事業で販売棟数900棟(前期は752棟)と過去最高を計画する。主力の東海エリアが安定的に伸びるほか、首都圏エリアでは大幅成長を見込む。
  併せて、今期は初配当となる15円を実施する方針とした。

 DVx <3079>   ★今期経常を15%上方修正、配当も1円増額
 ◆22年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の10.1億円→11.6億円に14.8%上方修正。増益率が19.2%増→36.8%増に拡大する見通しとなった。新型コロナウイルス感染拡大の長期化で売上高は計画を下回るものの、人件費をはじめとする経費予算の一部が未消化となることが上振れの要因となる。
  併せて、期末一括配当を従来計画の24円→25円(前期は24円)に増額修正した。

 パーク24 <4666>   ★11-1月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過
 ◆22年10月期第1四半期(21年11月-22年1月)の連結経常損益は37.3億円の黒字(前年同期は47.1億円の赤字)に浮上して着地。新型コロナ新規感染者数の減少による駐車場の稼働回復や不採算駐車場の縮小などで、国内事業の利益が大きく回復したことが寄与。海外事業とモビリティ事業の収益改善も黒字化に貢献した。
  上期計画の25億円を大幅に上回っており、業績上振れが期待される。なお、同時に発表したタイムズパーキングの2月売上高は前年同月比2.1%減だった。

 エアトリ <6191>   ★今期最終を2倍上方修正
 ◆22年9月期の連結最終利益を従来予想の7億円→14億円に2.0倍上方修正。減益率が70.5%減→41.0%減に縮小する見通しとなった。既存事業が好調・堅調に推移していることが上振れの要因。第1四半期はエアトリ旅行事業の国内旅行領域が好調だったほか、その他の既存事業も堅調に推移し、想定を上回る好スタートとなった。

 サン電子 <6736> [JQ]  ★非開示だった今期経常は8.8倍増で21期ぶり最高益、30円増配へ
 ◆非開示だった22年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比8.8倍の77.5億円(予想レンジ中値)に拡大し、21期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。主力のモバイルデータソリューションを中心に売上高が拡大するなか、昨年8月にナスダックへ上場した連結子会社セレブライトDI<CLBT>の株価変動に絡むデリバティブ評価益47.3億円を計上することが利益を押し上げる。
  併せて、従来未定としていた今期の年間配当は40円(前期は10円)実施する方針とした。

 Bマインド <7343> [東証M]  ★今期経常を一転21%増益に上方修正、配当も4円増額
 ◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の3.9億円→5.1億円に28.8%上方修正。従来の6.4%減益予想から一転して20.6%増益見通しとなった。家計の見直しや保障・投資といった分野で金融サービスへのニーズが高まるなか、新規の相談受付件数や顧客獲得数が順調に推移し、売上高が計画を上回ることが寄与。コンサルティング営業活動やマーケティング活動の効率向上なども上振れにつながる。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→16円(前期は5円)に大幅増額修正した。

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