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【材料】本日の注目個別銘柄:リード、ワイエイシイ、エアトリなど

Jエレベータ <日足> 「株探」多機能チャートより

<6544> JESHD 1751 +91
大幅反発。グロース株売りの流れに押されて昨日まで連日の下落となっていたが、突っ込み警戒感も強まる形で、本日はリバウンドの動きに転じている。関東エレベーターシステムの株式取得、子会社化を前日に発表していることも、今後の成長を後押しするものとポジティブに捉えられている。買収する企業は同社と同様に、エレベーター等メンテナンス事業を営み、群馬県中心に1200台以上のエレベーター保守管理を行っている。

<6191> エアトリ 2634 +173
大幅反発。新型コロナウイルス感染者数のピーク超えを背景に、イギリスでは公共交通機関や学校などでのマスク着用義務、クラブでのワクチン接種証明示義務などの規制をほぼ撤廃すると伝わっている、米国でも感染者数はピークから減少方向にあり、世界的な経済活動の再開を期待する動きが優勢のようだ。国内ではオミクロン株の感染者数が急増している局面だが、他国と同様に今後のピークアウトを意識する動きも速まる形に。

<6982> リード 653 +100
ストップ高。アニールレス技術により製品化した樹脂製品の量産を開始したと本日発表、買い材料視される展開になっている。SUBARUが発売を開始しているWRX S4全車に採用され、国内のみならず北米を始めとした主要各国にも輸出されるもよう。CO2排出削減にも寄与する製品であり、実績の積み上げによる中期的な業容拡大につながるとの期待感が高まっているようだ。

<3659> ネクソン 2080 +118
大幅反発。持分法適用関連会社で、モバイルゲームの開発・配信を行っているSix Wavesの保有株式全てをStillfront Group ABに譲渡すると発表。譲渡価額は9300万ドルとされており、第1四半期連結決算において、関連会社株式売却益を金融収益に計上するもよう。当初期待したようなシナジー効果などは表面化していないこともあって、事業リストラの動きを好材料視する動きが先行している。

<7203> トヨタ自 2342.5 +39.5
反発。前日は2月の生産計画の下振れが嫌気されて大きく下落、本日も従業員が新型コロナウイルスに感染したことで、国内主力拠点の一つ堤工場で稼働を一部停止したと発表し、売り優勢となる場面も見られた。ただ、その後は押し目買い優勢の展開に。米長期金利上昇傾向に伴うドル・円相場の先高期待、コロナ禍後の挽回生産拡大期待、EV展開の積極化などが評価される形になっているようだ。

<9107> 川崎船 6610 -460
大幅続落。本日は大手3社ともに大幅安、海運セクターが業種別下落率のトップになっている。グロース売り・バリュー買いの流れで、年明けから買い優勢の展開となっていたが、地合いの悪化に押されて前日からは海運を中心とするバリュー株にも売り圧力の波及が鮮明化してきている。なお、SBI証券では投資判断「中立」で新規カバレッジを開始、目標株価は8100円としている。

<8001> 伊藤忠 3648 +189
大幅反発。発行済み株式数の1.3%に当たる2000万株、600億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。取得期間は1月20日から3月31日まで。自社株買いに対する市場の期待値は低かったこと、比較的短期間での自社株買いで目先の買いインパクトが期待されることなどから、ポジティブな反応が優勢に。昨年6月まで行われた自社株買いは上限水準まで未消化に終わっているが、今回は着実な実施を想定するとの見方も。

<2931> ユーグレナ 683 +43
大幅反発。JR東海とともに、JR東海在来線のHC85系試験走行車において、同社が開発・販売する次世代バイオディーゼル燃料の試験を実施すると発表している。バイオディーゼル燃料がエンジンの性能に与える影響を確認するとともに、実際の車両を用いた走行試験を実施して実用性を検証するとしている。2月中旬以降には本線走行試験を実施する予定。バイオ燃料用途拡大の広がりが期待される展開に。

<6298> ワイエイシイ 1093 +73
大幅反発。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の16億円から18億円、前期比2.5倍の水準にまで引き上げ。一部部材の納期遅延などの影響もある一方で、業務効率化の施策が奏効して収益率が高まっているもよう。想定以上の収益拡大と捉えられる。また、年間配当金は従来計画の24円から36円、前期比16円増にまで引き上げ、利回り妙味なども意識されてきている。

<6758> ソニーG 13135 +725
大幅反発。米マイクロソフトによるゲーム大手のアクティビジョン・ブリザードの買収が伝わったことで、アクティビジョン提供タイトルの売上減少や競争激化懸念から前日は10%を超える急落となっていたが、過剰反応との見方も強まり、本日は押し目買いが先行する展開に。SMBC日興証券では、仮にアクティビジョンの同社向け売上がすべて消滅しても、G&NS売上の6%弱、利益で3%程度の影響と試算している。
《ST》

 提供:フィスコ


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