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【特集】「東証再編」が5位、新市場区分の選択結果公表で注目度急上昇<注目テーマ>

TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「東証再編」が5位となっている。

 東京証券取引所は11日、4月に実施する市場再編後の上場会社の所属先を示した「上場会社による新市場区分の選択結果」を公表した。再編後の最上位市場となる「プライム」には、現在の東証1部企業の約8割にあたる1841社が移行する。このうち、新上場基準を満たせず、経過措置が適用されている企業は296社となった。

 他方、マーケットが期待を寄せていた1部以外からのプライム昇格企業はなかった。2部やマザーズ企業でプライム基準を満たしていた企業は、既に昨年までに1部へ市場変更したケースもあり、こうした影響もあったとみられる。ただ今回、市場選択期間内に選択申請を行っていない企業については、1部と2部、ジャスダックスタンダード企業が「スタンダード」、マザーズとジャスダックグロース企業が「グロース」を選択したものとみなして公表されている。そのなかで現在、1部指定や市場変更を審査中の企業については審査終了後に新市場区分の選択申請を行うことになっており、引き続きプライム昇格期待の高い銘柄を中心に注目しておく必要がありそうだ。

 また、今回公表された「スタンダード」「グロース」企業のなかには、既にプライム市場への市場区分変更申請に向けた準備を行うことを明らかにしている企業もあり、マークしておきたい。銘柄としては、メルカリ<4385>、メドレー<4480>、ユーザベース<3966>、フルヤ金属<7826>がある。

出所:MINKABU PRESS

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