【特集】「送電」が4位、政府が送電網整備に2兆円超投資と報じられる<注目テーマ>
住友電 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 メタバース
2 半導体
3 電気自動車関連
4 送電
5 半導体製造装置
6 デジタルトランスフォーメーション
7 再生可能エネルギー
8 パワー半導体
9 2021年のIPO
10 リチウムイオン電池
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「送電」が4位となっている。
3日付の日本経済新聞で、「政府は再生可能エネルギーの普及のために次世代送電網を整備すると打ち出す」と報じられた。今年6月をメドに策定するクリーンエネルギー戦略で示される方針で、総額2兆円超の投資計画が想定されているという。
これを受けて、年明け最初の取引となった前日4日の東京株式市場では関連銘柄に幅広く物色の矛先が向かい、「送電」の投資テーマも一気に注目度がアップした。テーマランキング上位30位以内には、「スマートグリッド」「電線」といった関連テーマもランクインしている。
関連銘柄としては、電線株の住友電気工業<5802>やフジクラ<5803>、古河電気工業<5801>、昭和電線ホールディングス<5805>のほか、送電線工事が主体のETSホールディングス<1789>、電力鉄塔を手掛ける那須電機鉄工<5922>に注目。また、東光高岳<6617>、巴コーポレーション<1921>、関電工<1942>などもマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS