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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (12月20日記)

伊藤智洋(テクニカルアナリスト)

 日経平均株価は、「12月16日の高値2万9070円が戻り高値となって、下値を試す動きへ入っている」、「12月9日以降が上値、下値を切り上げるジグザグの(上昇途中の)調整となって、本日以降、再上昇を開始する」というどちらかになると考えられます。

 本日の寄り付き値が14日の安値2万8309円に近い値位置から始まる場合、または、本日の価格が下げて、2万8309円を割れる動きになる場合、現在は、下値を試す動きに途中だという見方が有力になります。

 弱気の展開になるなら、本日は、一気に2万8000円の節目を試す動きになる可能性が出てきます。

 寄り付き値が17日の安値2万8503円付近か、それ以上で始まるなら、現在が上昇の流れの途中である可能性を残します。

 強気の展開になるなら、本日は、寄り付き後、すぐに上昇を開始して、17日の下げ分のすべてを戻す動きになる公算です。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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