【特集】「巣ごもり」が14位にランク、オミクロン株への警戒強まり再脚光<注目テーマ>
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 メタバース
2 半導体
3 半導体製造装置
4 NFT
5 電気自動車関連
6 脱炭素
7 人工知能
8 リチウムイオン電池
9 2021年のIPO
10 再生可能エネルギー
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「巣ごもり」が14位となっている。
南アフリカなどで新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が検出された。この変異株に関しては、なお不明な部分が多いが、感染力が強く免疫反応回避などの特徴を持つと言われている。先週末26日は同変異株が世界経済に与える影響が警戒され、日経平均のほかNYダウなどが大幅安となった。
これを受けた、週明け29日の東京市場は軟調な地合いが続くなか、新型コロナ変異株の感染を避けるため、外出を控え家に閉じこもる「巣ごもり関連」株が再注目された。ゲーム関連のソニーグループ<6758>や任天堂<7974>などのほか、飲食店の出前仲介サイトを運営する出前館<2484>、同じく食品の宅配を手掛けるオイシックス・ラ・大地<3182>、電子書籍関連のインフォコム<4348>やパピレス<3641>、メディアドゥ<3678>など。それに、衛星放送や動画配信関連のWOWOW<4839>やスカパーJSATホールディングス<9412>、UUUM<3990>などが再び関心を集めている。
出所:MINKABU PRESS