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【材料】日経レバが売買代金首位で下値模索の動き、先物主導の下落で短期筋呼び込む

日経平均 <日足> 売買代金 「株探」多機能チャートより
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が3日ぶり反落。2%を超える下げとなり1万6000円台半ばで売り買いを交錯させている。売買代金は東証1部上場企業のなかで首位となっているレーザーテック<6920>を更に上回り全市場を通じてトップ。日経平均株価にリンクする形で組成されたETFで価格変動率が日経平均の2倍に設定されていることが特徴。全体相場のボラティリティが高まる局面では個人投資家をはじめ短期資金の商いが活発化する傾向がある。きょうは買い手掛かり材料難のなか、全体相場はやや軟調気味に推移していたが、前場終盤になって日経平均は先物主導で一段安、300円を超える下げとなったことから日経レバもそれに連動する形で下値模索の動きを強めた。なお、10月上旬以降、日経レバの信用買い残は急速に減少傾向にあり、株式需給面では改善が進んでいる。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2021年11月24日 11時35分

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