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【特集】横山利香「令和時代の稼ぎたい人の超実践! 株式投資術」― (14) 株の売り時を分析できるグランビルの法則(下)

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

 個人投資家のみなさん、こんにちは! 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。

 市場が注視していた衆院選挙では、自民党が議席は減らしたものの単独で国会を安定的に運営できる絶対安定多数を確保しました。有権者は政治の安定を選択した形ですが、一方で甘利幹事長をはじめ与野党の大物議員の敗北や落選が相次いでおり、世代交代や新しい風を期待する投票行動も大きく影響した選挙結果になりましたね。

 株式市場は選挙前に神経質な展開となり膠着感を強めていましたが、自民党の実質的な勝利を受けて11月1日には754円高と急伸しました。もちろん結果次第では、逆に急落してしまう可能性もありました。株価の変動には様々な要因が影響しますので、その先行きを予想するのは困難です。

 株価は毎日上昇と下落を繰り返しています。「周りが儲かっていそうだから、私も儲けよう」と軽い気持ちで株を買ったらすぐさま値下がりし、「株価が暴落して不安でもう耐えられない」と損切りするためにぶん投げた途端に底を打つなどということは、相場の世界ではよくあることです。こんな日々を過ごしていたら、株価の動きが気になるばかりで、ただただ精神が疲弊するばかりです。

 そんな消耗する毎日と決別するために利用したいのが、テクニカル分析です。チャートを活用したからといって必ず分析した通りに動くわけではありませんが、「株価がそろそろ上がるかも」「もしかするとそろそろ天井?」といった具合に売買タイミングを分析できるようになりますし、日々チャート分析を活用した売買の経験を積むことでその精度を高めることも可能だからです。

 前回は200日移動平均線を利用して、日経平均株価を例に「グランビルの法則」のうち「買いの法則」を活用して買いのタイミングを分析する方法について解説しました。そこで今回は、「買った株をいつ売ればいいのか?」という自分の欲との戦いでもある売り時を分析する時に活用したい「売りの法則」について解説します。今回は東証マザーズ指数を例にとり説明していきます。



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