【材料】イー・ガーディアン---21年9月期は2ケタ増収増益、ソーシャルサポートが伸長
イーガーディ <日足> 「株探」多機能チャートより
イー・ガーディアン<6050>は11日、2021年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比27.6%増の99.33億円、営業利益が同53.2%増の19.68億円、経常利益が同53.8%増の20.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.2%増の10.86億円となった。
ソーシャルサポートの売上高は前期比55.5%増の52.83億円となった。コロナ禍においても成長を続ける動画領域に注力した。これまでに蓄積したノウハウとAIの活用により高効率を実現し、売上を拡大した。
ゲームサポートの売上高は前期比13.6%減の21.54億円となった。グループ会社であるEGテスティングサービスが、ゲーム開発・運営の品質向上サポートを目的に、基準通りの設計であることを検査する「開発レギュレーションテスト」を開始した。また、グループシナジーを活かしデバッグ業務とカスタマーサポート業務の営業戦略を連携して行い、受注拡大に努めた。
アド・プロセスの売上高は前期比12.4%増の11.34億円となった。専門性の高い審査を実施できる人材の育成を目的に「赤坂 Ad Process Lab」を開設した。また、消費者庁主催のアフィリエイト広告等に関する検討会に登壇する等、知名度向上による拡販戦略を推進した。
サイバーセキュリティの売上高は前期比129.0%増の6.42億円となった。ジェイピー・セキュアは、100万サイトを超える導入実績がある国内利用サイト数1位のソフトウェア型WAFを提供した。また、脆弱性診断においては、EGセキュアソリューションズが、グループシナジーを強みに既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指した。
その他の売上高は前期比18.7%増の7.18億円となった。EGテスティングサービスが、既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指した。
2022年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.9%増の110.12億円、営業利益が同10.2%増の21.70億円、経常利益が同8.2%増の22.07億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.1%増の13.60億円を見込んでいる。
《ST》
提供:フィスコ