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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 25日線水準で下げ渋り、インデックス・イベントに絡んだ先回りの動きも


 日経225先物は11時30分時点、前日比190円安の2万8810円(-0.65%)前後で推移。寄り付きは2万8740円と売り先行ながら、シカゴ日経平均先物清算値(2万8640円)を上回って始まった。その後、2万8690円まで下落幅を広げたものの、ナイトセッションでつけた安値は割り込まず、25日移動平均線水準で下げ渋りをみせている。

 日経225先物は、ギャップスタート後は底堅い値動きから下げ幅を縮めている。注目されたファナック<6954>は8%を超える下落となり、1社で日経平均株価を約72円下押した。一方でTOPIX浮動株比率の定期見直しを控えるなか、買い需要が見込まれる東京エレクトロン<8035>は2%近く上昇し、日経平均を約35円下支えしている。インデックス・イベントに絡んだ動きがみられるなか、引けにかけては先回り的な売買のリバランスの動きも意識されそうだ。日経225先物は25日線水準での保ち合いが継続しよう。

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