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【特集】「亜鉛」が11位、14年ぶり高値更新で脚光<注目テーマ>

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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「亜鉛」が11位となっている。

 亜鉛価格の高騰に関心が向かっている。ロンドン金属取引所(LME)で取引される亜鉛先物相場は前週末15日に1トン=3700ドル台を上回り、2007年以来およそ14年ぶりの高値をつけた。ここ非鉄市況の上昇が顕著で、銅価格は過去最高値を更新した今年5月の水準に再び迫っているほか、アルミニウム価格も足もと08年以来の高値圏に浮上している。

 背景には世界的な経済正常化に伴う需要増加期待に加え、欧州や中国の電力不足を受けた製錬所の相次ぐ減産などがあり、需給が引き締まった状況は当面続くとみられている。亜鉛価格の14年ぶり高値更新を受けて週明け18日には東邦亜鉛<5707>が急騰しており、株式市場でも投資テーマとしての「亜鉛」に対する注目度が高まっている。東邦鉛をはじめ、住友金属鉱山<5713>やDOWAホールディングス<5714>、三井金属<5706>などが関連銘柄として挙げられる。

出所:MINKABU PRESS

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