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【市況】マザーズ先物見通し:反落、ECやサービス関連が下支え、ボリンジャー-2σが争点

BASE <日足> 「株探」多機能チャートより

本日のマザーズ先物は反落が予想される。30日の米国株式市場は、週次失業保険申件数が予想外に増加したほか、与野党が債務上限の引き上げで合意できず、政府機関閉鎖に陥る可能性が警戒され寄り付き後、下落。下院公聴会において財務長官やFRB議長より、債務上限に関して、再度警告されたため投資家心理が一段と悪化し、下げ幅を拡大した。引けにかけ、上下院が暫定予算案を可決したが月末・四半期要因で一段安となった。本日のマザーズ先物は米国市場やナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ、反落でのスタートが予想される。国内では本日より緊急事態宣言が解除され、旅行や外食などの需要の急回復が予想されることで、サービス関連銘柄が相場を下支えすることが期待されている。また、アマゾンジャパンの決済サービスのアマゾンペイの手数料が従来の4%から3.9%に引き下げとなることが日本経済新聞により報じられている。BASE<4477>など決済が利用可能なEC事業者にはプラス要因となり、相場を下支えすることが期待されている。日足チャートでは、ボリンジャーバンド-2σである1080.0pt近辺が維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1150.0pt、下値のメドは1070.0ptとする。

《FA》

 提供:フィスコ

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