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【市況】東京株式(寄り付き)=大幅反落、中国の恒大ショック波及

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京株式市場は大きく売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比478円安の3万21円と大幅反落。

 巨額債務を抱える中国不動産大手の恒大集団の資金繰り不安が強く意識されるなか、世界株市場がリスクオフの売り圧力に晒されている。前日の欧米株市場は全面安の展開を強いられ、米国株市場ではNYダウが一時900ドル超の急落に見舞われた。これを受けて東京市場でも主力株中心に幅広く売りがかさむ展開となり、寄り後早々に3万円大台割れ。あすに予定されるFOMCの結果や日銀の金融政策決定会合の結果を前に積極的に買い向かう動きは見込みにくい。取引時間中は香港株式や米株価指数先物の動きに左右されそうだ。後場に日銀のETF買いが入る可能性があるため、売り一巡後は下げ渋るケースも考えられる。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2021年09月21日 09時04分

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