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【市況】20日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は614ドル安と大幅安

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 20日の米株式市場では、NYダウが前週末比614.41ドル安の3万3970.47ドルと大幅に3日続落した。

 中国の不動産大手、中国恒大集団の債務不安を巡る警戒感からリスクオフ姿勢が強まり、NYダウは一時、970ドルを超す下落となる場面があった。ただ、引けにかけ下げ幅をやや縮小した。ナスダック指数も大幅安となった。アップル<AAPL>やアマゾン<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>が安く、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が値を下げた。JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>が売られ、ボーイング<BA>やキャタピラー<CAT>が軟調。アリババ<BABA>や百度(バイドゥ)A ADR<BIDU>、ニーオADR<NIO>など中国系銘柄が急落した。半面、ファイザー<PFE>やウーバー・テクノロジーズ<UBER>が高く、メルク<MRK>、アストラゼネカADR<AZN>が値を上げた。

 ナスダック総合株価指数は、330.065ポイント安の1万4713.903と大幅続落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が11億4242万株だった。

出所:MINKABU PRESS

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