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【材料】ホンダは3日ぶり反発、22年3月期業績予想の上方修正と自社株買いを好感

ホンダ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ホンダ<7267>は3日ぶりに反発している。4日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を15兆2000億円から15兆4500億円(前期比17.3%増)へ、営業利益を6600億円から7800億円(同18.1%増)へ、純利益を5900億円から6700億円(同1.9%増)へ上方修正したことが好感されている。

 売り上げの変動及び構成差によるプラス効果のほか、想定為替レートを1ドル=106円と1円円安に見直したことも寄与する。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高3兆5838億円(前年同期比68.7%増)、営業損益2432億1000万円の黒字(前年同期1136億9100万円の赤字)、最終損益2225億1200万円の黒字(同808億7100万円の赤字)だった。

 また、上限を1800万株(発行済み株数の1.0%)、または700億円とする自社株買いも発表しており、これも好材料視されている。取得期間は8月5日から12月31日までで、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付け及び取引一任契約に基づく市場買い付けにより取得するとしている。

出所:MINKABU PRESS

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