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【材料】三井不、住友不など不動産株の下げ目立つ、新型コロナ再拡大でビルの稼働率低下懸念

三井不 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三井不動産<8801>、住友不動産<8830>など大手不動産株に売りがかさんでいる。不動産セクターは東証1部業種別騰落でも値下がり率の上位に入るなど軟調ぶりが目立っている。国内でも新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、特に感染力の強いインド型変異株であるデルタ株の広がりが顕著で警戒感が強まっている。東京都で4度目の緊急事態宣言が発令されるなど人流抑制の政策が再び発動されていることで、内需株には逆風が強い。企業のテレワーク導入などで都心のビルの稼働率が低下するとの思惑から、不動産株にはネガティブに作用している。

出所:MINKABU PRESS

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