【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】寄付 … 東宝、イズミ、パルＨＤ　(7月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月12日から13日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＭＯＲＥＳＣ <5018>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比30倍の7.2億円に急拡大し、通期計画の14.7億円に対する進捗率は49.0％に達し、5年平均の20.0％も上回った。

★No.2　Ｅ・ＪＨＤ <2153>
　21年5月期の連結経常利益は前の期比26.6％増の40.5億円になり、22年5月期も前期比1.1％増の41億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　パルＨＤ <2726>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は17.5億円の黒字(前年同期は32.2億円の赤字)に浮上し、3-8月期(上期)計画の17億円に対する進捗率が103.4％とすでに上回り、さらに5年平均の67.5％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<5018> ＭＯＲＥＳＣ 　東１ 　 +15.49 　　7/13　　　1Q　　 2904.17
<2153> Ｅ・ＪＨＤ 　　東１ 　 +12.79 　　7/13　本決算　　　　1.13
<2726> パルＨＤ 　　　東１ 　 +11.27 　　7/13　　　1Q　　　　黒転
<8260> 井筒屋 　　　　東１ 　 +10.34 　　7/13　　　1Q　　　　黒転
<9602> 東宝 　　　　　東１　　 +6.57 　　7/13　　　1Q　　　275.20

<7420> 佐鳥電機 　　　東１　　 +4.89 　　7/13　本決算　　　　5.36
<8273> イズミ 　　　　東１　　 +4.76 　　7/13　　　1Q　　　 26.16
<9381> エーアイテイ 　東１　　 +4.64 　　7/13　　　1Q　　　 61.30
<7520> エコス 　　　　東１　　 +2.98 　　7/13　　　1Q　　　-11.24
<7445> ライトオン 　　東１　　 +2.90 　　7/13　　　3Q　　　　黒転

<3139> ラクトＪ 　　　東１　　 +2.79 　　7/13　　上期　　　 -1.47
<2294> 柿安本店 　　　東１　　 +2.75 　　7/13　　　1Q　　　　黒転
<3376> オンリー 　　　東１　　 +1.69 　　7/13　　　3Q　　　-64.16
<3501> 住江織 　　　　東１　　 +1.03 　　7/13　本決算　　　 11.48
<4439> 東名 　　　　　東１　　 +0.85 　　7/13　　　3Q　　　-50.78

<4745> 東京個別 　　　東１　　 +0.65 　　7/13　　　1Q　　　　赤縮
<5932> 三協立山 　　　東１　　 +0.35 　　7/13　本決算　　　-40.96
<2882> イートアンド 　東１　　 +0.26 　　7/13　　　1Q　　　　　－
<2698> キャンドゥ 　　東１　　 +0.05 　　7/13　　上期　　　 15.85

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース