【材料】<動意株・16日>(前引け)=エフテック、ジェイリース、自律制御シ研
エフテック <日足> 「株探」多機能チャートより
ジェイリース<7187>=4連騰で年初来高値にらむ。15日の取引終了後、いえらぶGROUP(東京都新宿区)と業務提携し、同社が提供する不動産業務支援システム「いえらぶCLOUD」とAPI連携を開始すると発表しており、これを好感する買いが入っている。「いえらぶ CLOUD」業者間サイトは管理会社が仲介会社に公開し、空室物件の募集から内見予約の受付、入居申し込みの手続きまで一元管理できるシステム。今回のAPI連携により、管理会社は入居申し込みからジェイリースの保証審査まで一連の手続きをWeb上で完結することができるほか、APIで取得した入居申し込み情報がジェイリースの基幹システムに連携されることから、ペーパーレスでスムーズな保証審査が可能となるという。
自律制御システム研究所<6232>=一時、ストップ高。15日の取引終了後、日本郵便と日本郵政キャピタルの2社との間で業務提携し、あわせて日本郵政キャピタルに対して第三者割当による新株式の発行を行うと発表しており、これが材料視されている。同業務提携により、都市などでの目視外飛行が可能なドローンやそれに関わるシステムの開発をはじめ、ドローンを用いた物流システム確立などを目指す。なお、自律制御シ研は日本郵政キャピタルに対する第三者割当増資により、総額約30億円を調達する予定。割り当て後、日本郵政キャピタルは自律制御シ研株の10.36%を保有する筆頭株主となる。現在の筆頭株主である野波健蔵氏の持ち株比率は、所有株数は変わらないものの11.01%から9.88%へと低下する見込み。
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出所:MINKABU PRESS