【市況】ETF売買動向＝10日寄り付き、日経レバの売買代金は282億円と活況

　10日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比89.8％増の675億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同101.6％増の582億円となっている。

　個別では上場インデックス米国株式 <1547> 、ｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> 、上場インデックスファンド米国株式 <2521> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> 、ＳＰＤＲ　Ｓ＆Ｐ５００　ＥＴＦ <1557> など29銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＯｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> が3.36％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が245円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金282億3200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金131億2900万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が90億1300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が86億6100万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が42億円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が27億6600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が21億6800万円の売買代金となっている。

株探ニュース