市場ニュース

戻る
 

【市況】7日の株式相場見通し=続伸、米株高受けリスク選好も上値重い

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 7日の東京株式市場は、景気敏感株を中心に買いが続き日経平均株価は続伸しそうだ。前日に500円を超える上昇をみせた分、上げ幅は限定的となる可能性はあるが2万9000円台前半での強調展開が想定される。前日の欧米株市場はグローバル景気の回復期待を背景に総じて上昇、米国株市場ではNYダウが300ドルあまり上昇し最高値更新街道を走っている。ハイテク株比率が高いナスダック総合指数も5日ぶりに反発に転じたことで、マーケットには安心感が漂う。東京市場は欧米株に比べ相対的に出遅れている分、上値余地は大きいとみられるが、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に緊急事態宣言の延長なども警戒されるほか、本格化している3月決算企業の決算発表の結果を見極めたいとの思惑から買いポジションを一方的に高める展開とはなりにくい。

 6日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比318ドル19セント高の3万4548ドル53セントと4日続伸。ナスダック総合株価指数は同50.417ポイント高の1万3632.842だった。

 日程面では、きょうは4月マネタリーベース、3月の毎月勤労統計調査など。海外では、4月の中国貿易収支、4月の米雇用統計、3月の米消費者信用残高など。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均