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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):イーグル工、マネフォ、RPA

イーグル工 <日足> 「株探」多機能チャートより
■イーグル工業 <6486>  1,272円  +56 円 (+4.6%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 イーグル工業<6486>が大幅反発。19日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が1283億円から1296億円(前の期比8.8%減)へ、営業利益が43億円から57億円(同1.2%減)へ、純利益が30億円から36億円(同23.8%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。一般産業機械業界向けの需要回復は遅れている一方、自動車・建設機械業界向けの需要が、欧州をはじめ各地域で想定を上回って回復していることが要因。また、為替レートが想定より円安に推移したことも寄与した。

■マネーフォワード <3994>  5,540円  +190 円 (+3.6%)  本日終値
 マネーフォワード<3994>が6日続伸。SMBC日興証券が19日付で、投資評価「1」を継続し、目標株価を4850円から6100円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。足もとで好調な顧客数拡大、ARPA上昇、チャーンレート低下を織り込み、21年11月期の売上高予想を145億100万円から152億7600万円へ、22年11月期を同180億9800万円から194億1200万円へ上方修正した。現状の株価水準はグローバルにおけるSaaS企業のバリュエーション比較を行うと、売上成長率に対して割安であると指摘している。

■さくらインターネット <3778>  801円  +26 円 (+3.4%)  本日終値
 さくらインターネット<3778>は全体相場が波乱安の展開となるなか逆行高。大阪府をはじめ国内で新型コロナウイルス感染者数が拡大傾向にあるなか、企業のテレワーク活用の動きが再び広がるとの見方が広がっている。大阪府では緊急事態宣言を政府に要請する意向を示している。これに兵庫県も追随する構えにあることが伝わっている。テレワーク導入や巣ごもり化の動きに伴い通信情報量の増加が予想され、データセンター運営大手で大阪に本拠を構える同社には収益機会拡大につながるとの見方が投資資金を誘導する形となっている。

■RPAホールディングス <6572>  886円  +25 円 (+2.9%)  本日終値
 RPAホールディングス<6572>は4日続伸。岩井コスモ証券は19日、同社株の投資判断を「B」から「A」へ2段階引き上げた。目標株価は850円から1000円に見直した。業務のデジタル化に取り組む企業向けにRPA製品のライセンス収入が増加し、22年2月期の連結営業利益は前期比37%増の7億3000万円への増益が見込まれている。RPA製品は普及期に入ったとみており、同証券では23年2月期の同利益は今期推定比30%増の9億5000万円を予想。業績拡大に伴い同社株への評価は高まるとみている。

■リプロセル <4978>  426円  +10 円 (+2.4%)  本日終値
 リプロセル<4978>が反発。19日の取引終了後、インド子会社ががん診断サービスを開始したと発表しており、これが好感された。同サービスでは、BRCA1またはBRCA2遺伝子におけるがんの発生に関わる変異の有無を検査する、BRCA1/2遺伝子検査による乳がんをはじめとした固形腫瘍のリスク診断のほか、現在がんを罹患している患者の各種遺伝子情報の解析を行うという。解析結果は治療薬や阻害剤、その他治療方法の可否、投与量などについて判断を行う「コンパニオン診断」の一環として活用されるとしている。

■日本調剤 <3341>  1,761円  +35 円 (+2.0%)  本日終値
 日本調剤<3341>が反発。19日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が2757億5300万円から2789億円(前の期比3.9%増)へ、営業利益が65億5200万円から81億円(同6.7%増)へ、純利益が32億6000万円から35億円(同47.7%減)へ上振れ、営業減益予想から一転して増益で着地したようだと発表しており、これが好感された。来局患者数の回復が想定を上回ったほか、医薬品製造販売事業において20年6月及び12月の新規収載品の販売が引き続き好調に推移していることが業績に貢献した。また、継続的にコスト削減に努めたことも寄与した。

■ツガミ <6101>  1,805円  +30 円 (+1.7%)  本日終値
 ツガミ<6101>が高い。午後1時ごろ、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が550億円から617億円(前の期比25.1%増)へ、営業利益が65億円から95億6000万円(同2.1倍)へ、純利益が28億円から49億3000万円(同2.5倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。中国をはじめとして市場の回復が予想よりも順調に推移したことに加えて、日本及び中国における公的な助成金約5億円などを計上したことが要因としている。同時に、12円を予定している期末配当を14円にすると発表した。年間配当は26円(前期24円)となる。あわせて、上限と100万株(発行済み株数の1.96%)、または18億5000万円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は4月20日から10月21日まで。今後の経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。

■王子ホールディングス <3861>  726円  +10 円 (+1.4%)  本日終値
 王子ホールディングス<3861>が後場プラスに転じた。午後1時ごろ、集計中の21年3月期の連結業績について、営業利益が700億円から840億円(前の期比20.8%減)へ、純利益が350億円から480億円(同17.5%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。売上高は1兆3500億円(同10.5%減)の従来予想を据え置いたものの、国内及び東南アジアのパッケージング事業で製品の販売が想定より上振れしたことや、グループ全体で強力にコストダウンに取り組んだことなどが寄与した。また、外貨建資産負債の評価替えによる為替差益の発生なども利益を押し上げた。

■オリエンタルランド <4661>  15,430円  +90 円 (+0.6%)  本日終値
 オリエンタルランド<4661>が底堅さを発揮している。株価は朝方売り優勢で始まり、連日の年初来安値更新となったが、前日まで8日続落していたこともあってその後持ち直した。国内での新型コロナウイルスの感染者数が再拡大傾向を強めていることで、テーマパークなどのレジャー関連には逆風が意識される局面にある。千葉では市川市、船橋市など5市が20日から「まん延防止等重点措置」が適用されることになり、これを背景にOLCも同日から5月11日まで「東京ディズニーシー」の閉園を1時間早め午後8時とすることを発表した。「東京ディズニーランド」は従来通り午後8時のままだが、商業施設「イクスピアリ」も午後8時と1時間閉店時間を繰り上げる。これによる収益への影響を警戒する売り圧力は拭えない。しかし、一方で値ごろ感からの押し目買いも観測されている。優待狙いの買いなど同社には根強いファン層が存在し、1万8640円の上場来高値から大幅にディスカウントされた時価を買いの好機と捉える向きも少なくないようだ。

■IDOM <7599>  672円  +1 円 (+0.2%)  本日終値
 IDOM<7599>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が19日付で、投資判断「バイ」を継続しつつ、目標株価を900円から1000円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、大型店モデルが確立し、今後は「成長」と「安定」が両立する新たな利益拡大ステージに入ると評価。22年2月期の営業利益予想を112億円から125億円へ、23年2月期を同122億円から137億円に増額したが、22年2月期は豪州事業における中古車販売好調を反映、23年2月期は豪州事業に加え、国内事業における大型店出店増による利益増を反映したとしている。

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