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【材料】伊藤忠は上場来高値更新、国内で舶用アンモニア燃料の供給拠点を共同開発へ

伊藤忠 <日足> 「株探」多機能チャートより
 伊藤忠商事<8001>が上げ幅を広げ、上場来高値を更新した。同社はきょう、伊藤忠エネクス<8133>及び宇部興産<4208>、上野トランステック(横浜市)と、国内での舶用アンモニア燃料の供給及び供給拠点の整備について共同開発することで合意したと発表。これが材料視されているようだ。

 脱炭素化の世界的な気運の高まりで、ゼロ・エミッション船を目指した船舶の早期開発が期待されるなか、代替燃料の候補としてアンモニアが注目されていることが背景。今回の共同開発では、国内での舶用アンモニア燃料の供給拠点整備にとどまらず、伊藤忠と伊藤忠エネクスが並行して進めているアンモニアを主燃料とする船舶の共同開発、同船舶の保有運航、舶用アンモニア燃料の導入、及びその供給設備を含めた統合型プロジェクトの一環として位置付けており、国内外の各企業、関係省庁とも協力し、温室効果ガス削減に向けた取り組みを進めるとしている。

出所:MINKABU PRESS

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