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【材料】半導体製造装置関連は売り買い交錯、米長期金利上昇警戒も押し目買いで高安まちまち

東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
 東京エレクトロン<8035>が4日ぶり反落し一時1000円超の下落をみせたほか、ディスコ<6146>も売りに押されるなど半導体製造装置関連の一角に利益確定の売りが顕在化した。前日の米国株市場ではNYダウは最高値更新基調を継続したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反落した。米長期金利の上昇が目立ち、ハイテクセクターは目先利益確定の売りに晒されやすい。もっとも、世界的な半導体不足の環境から中国や台湾などの大手メーカーは半導体生産設備を増強する必要性があり、日本の半導体製造装置関連各社にとってビジネスチャンスが膨らんでいる構図に変化はなく、こうした背景から押し目買いの動きも観測される。SCREENホールディングス<7735>やアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>といった銘柄は頑強な値動きをみせている。

出所:MINKABU PRESS

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