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【材料】<注目銘柄>=ビザスク、「ビザスクinterview」の高成長続く

ビザスク <日足> 「株探」多機能チャートより
 ビザスク<4490>は、第3四半期累計(20年3~11月)連結決算発表をきっかけに調整しているが、法人クライアント向けサービスの拡大による成長への期待から先高感は強く、調整場面は拾い場となろう。

 第3四半期累計決算で営業利益は1億3100万円(前年同期比2.1倍)と大幅増益となった。専門知識を有する個人アドバイザーと企業とのインタビューをマッチングする主力サービスの「ビザスクinterview」の利用が想定を上回って伸長。積極的な営業活動が奏功し国内事業法人顧客の新規開拓が進んだことが牽引役となったほか、既存顧客の取扱高も上昇した。

 第3四半期累計決算が想定を上回った一方、第4四半期(20年12月~21年2月)に広告宣伝や人材採用を追加計上し、営業赤字を見込むため、21年2月期営業利益は従来予想の5500万円から増額しても9000万円(前期比25.9%増)にとどまる見通し。ただ、第4四半期の取扱高は緊急事態宣言を考慮してやや保守的に想定しており、上振れ余地は残る。更に「ビザスクinterview」の高成長持続や新プロダクト群の貢献などで来期以降も増益基調継続が期待できそうだ。(温羅)

出所:MINKABU PRESS

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