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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):インフォMT、マニー、ブレーキ

インフォMT <日足> 「株探」多機能チャートより
■インフォマート <2492>  928円  +7 円 (+0.8%)  本日終値
 インフォマート<2492>は3日続伸。21日の取引終了後、集計中の20年12月期の連結業績について、売上高が86億7000万円から87億7700万円(前の期比へ2.8%増)、営業利益が11億3500万円から14億7400万円(同40.3%減)へ、純利益が7億4400万円から9億5600万円(同43.6%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。従来予想では、新型コロナウイルス感染症の影響が短期では収束しないと推測し、「BtoB-PF FOOD事業」の「BtoB-PF 受発注」を利用する飲食店の食材仕入高が継続的に減少すると見込んでいたが、第3四半期に入り想定を上回って推移したため、その取引先である食品卸などの売り手企業からのシステム使用料などの売上高が増加したという。また、データセンター費及びソフトウェア償却費や国内出張の自粛による旅費交通費などの減少も寄与した。

■マニー <7730>  2,847円  +3 円 (+0.1%)  本日終値
 マニー<7730>が続伸。水戸証券は21日、同社株のレーティングを新規「B+」でカバレッジを開始した。目標株価は3250円に設定した。同社は手術縫合針の大手で、金属加工に強みを持つ。第1四半期(20年9~11月)の連結営業利益は、前年同期比0.1%増の14億300万円となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあったが、上期会社計画に対する進捗率は約61%と堅調。中国のデンタル向けの販売好調もあり、同証券では21年8月通期の同利益は前期比32.5%増の57億5000万円(会社計画56億4300万円)と上振れを予想。22年8月期の同利益は66億円と連続増益を見込んでいる。

■乃村工藝社 <9716>  800円  -47 円 (-5.6%)  本日終値
 乃村工藝社<9716>と丹青社<9743>が急落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は21日、両社株のレーティングを「オーバーウエイト」から「ニュートラル」に引き下げた。乃村工芸社の目標株価は1200円から850円に見直したほか、丹青社は1000円から900円に修正した。両社ともに、株価は「今後の改善を織り込んだ水準で割安感に乏しい」と指摘している。

■曙ブレーキ工業 <7238>  168円  +39 円 (+30.2%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 曙ブレーキ工業<7238>が急伸。きょう付けの日刊自動車新聞電子版で「米国メーカーから高性能電動車向けの電動パーキングブレーキ(EPB)キャリパーを受注し、2021年度上期(4~9月)に量産を開始する」と報じられたことが好材料視されたようだ。記事によると、同製品は2つのピストンで両側から均等に圧力をかける対向型タイプで、EPBの量産は同社としては初となるとしている。スポーツタイプの電気自動車(EV)などでの採用を目指すとしており、経営再建中のなか、成長分野であるEVへの取り組みが報じられたことから、期待感が強まっているようだ。

■東京製綱 <5981>  1,372円  +300 円 (+28.0%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
 東京製綱<5981>がストップ高。21日取引終了後、同社株に対し日本製鉄<5401>が株式公開買い付けを行うことを発表、これを受けて上値を見込んだ投資資金が集中した。TOB価格は1株1500円で、同日終値を4割上回る水準。日本製鉄は今回のTOB実施により保有株比率を19.9%まで高める方針(現在の保有株比率は9.9%)。業績不振及び財務体質悪化、ガバナンス体制の機能不全などの改善を促す。東京綱はワイヤーロープのトップメーカーとして高い技術力を有しており、経営改善によって本来の企業価値回復と中長期的な向上を目指す方針。なお、買い付け期間はきょうから3月8日までとしている。

■アルー <7043>  852円  +150 円 (+21.4%) ストップ高   本日終値
 アルー<7043>がストップ高。21日の取引終了後、集計中の20年12月期連結業績について、売上高が17億円から18億1900万円(前の期比27.5%減)へ、営業損益を3億1500万円の赤字から2億1800万円の赤字(前の期1億6500万円の黒字)へ、最終損益を2億7000万円の赤字から1億9200万円の赤字(同1億1500万円の黒字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響により、顧客の大幅な研修実施の見送りや中止が継続的に発生することによる売上高の減少を見込んでいたが、教室型研修でオンラインの研修実施やeラーニングの受注が予測を上回ったことに加えて、テレワーク環境下でLMS(クラウド型eラーニングシステム)への注目度が増し、「etudes」の販売が順調に成長したことが牽引した。また、オンラインでの研修実施による旅費交通費の削減や、テレワークの推進により従業員交通費や通勤費が削減されたこともプラスに働いた。

■ピースリー <6696>  1,057円  +150 円 (+16.5%) ストップ高   本日終値
 ピースリー<6696>がストップ高。21日の取引終了後、建設現場市場に向けたデジタルサイネージ装置を活用したメディアプラットフォームを実現することを目的に、コーユーレンティア<7081>と業務提携を行うと発表しており、これが好感された。今回の提携により、ピースリー独自の番組配信クラウドネットワークや デジタルサイネージを活用した広告(DOOH)端末を活用し、レンティアが家具・什器レンタルで培ったネットワークにより、全国の建設現場市場において全てのサイネージ端末と映像配信システムの統合を図るという。また、建設現場の仮設事務所内や休憩所・喫煙所に設置されたDOOH端末に、建設現場で働く人向けに魅力的な情報・広告コンテンツを配信することで、これまで訴求が難しかったターゲット層への広告ビジネスも展開するとしている。詳細は現在協議中で、両社ともに今期業績への影響は軽微としている。

■AKIBA <6840>  5,190円  +700 円 (+15.6%) ストップ高   本日終値
 AKIBAホールディングス<6840>がストップ高。午後2時ごろ、子会社バディネットとNEXTWAY(東京都中央区)のポリマテリアル充填工法が、ソフトバンク<9434>の5G基地局建設に採用されたと発表しており、これが好材料視された。この充填工法は、ありとあらゆる空洞部を有する支柱の強度を高めるポリマテリアルを充填するための技術で、同工法により正確性やスピードが向上し、人身事故などのリスクを下げ安全性を高めるとしている。なお、バディネットとNEXTWAYは共同で同工法の特許を出願していた。

■クニミネ工業 <5388>  1,248円  +114 円 (+10.1%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 クニミネ工業<5388>は急伸。21日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を134億8400万円から144億1900万円(前期比6.6%減)へ、営業利益を15億3800万円から21億7600万円(同12.7%増)へ、純利益を13億6400万円から15億7700万円(同4.3%減)へ上方修正したことが好感された。10月22日に通期予想の上方修正を発表したが、その後もベントナイト事業の鋳物関係で国内自動車用途向け需要の回復ペースが想定より速かったことや、土木建築関係で復興関連の需要が想定より高まったことから、再修正するとしている。

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