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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):大日印、住友鉱、テラ

大日印 <日足> 「株探」多機能チャートより
■大日本印刷 <7912>  1,838円  +37 円 (+2.1%)  本日終値
 大日本印刷<7912>が4日ぶりに反発。同社はこの日、既存の機器に後付けで設置できる「DNP非接触ホロタッチパネル」を開発したと発表しており、これが好材料視された。「ホロタッチ」は、フィルムに描画した操作ボタンなどを空中に浮遊させ、赤外線などで空中の位置を検出するセンサーと組み合せたシステム。軽量でコンパクトなタッチレス入力端末・機器として、既存の情報端末の表面に直接触れることなく、操作できることなどが特徴で、今後は店頭受付端末やレジ端末など既存の入力端末に後付けで利用企業や団体に提供し、22年度に関連のサービスなども含め30億円の売り上げを目指すとしている。

■住友金属鉱山 <5713>  4,739円  +47 円 (+1.0%)  本日終値
 住友金属鉱山<5713>や三菱マテリアル<5711>、DOWAホールディングス<5714>といった非鉄株が高い。5日のロンドン金属取引所で銅の3カ月先物価格は1トン8000ドル台と約8年ぶりの水準に上昇しており、非鉄株への見直し買いが流入している。5日に発表された米ISM製造業景況感指数が市場予想を上回ったことなども好感された。銅などの非鉄はガソリン車に比べ、電気自動車(EV)には多く使われるとの観測もあり市場には物色意欲が強まっている。

■エービーシー・マート <2670>  5,550円  +50 円 (+0.9%)  本日終値
 エービーシー・マート<2670>が3日ぶりに反発。5日の取引終了後に発表した20年12月度概況で、既存店売上高は前年同月比16.8%減と2カ月連続で前年割れとなったが、織り込み済みとの見方が強い。東北、北陸を中心に降雪需要があったものの、前年に比べて日曜日が1日少ない曜日回りだったことに加えて、新型コロナウイルス感染症の影響で客数が同13.1%減と落ち込んだことが響いた。なお、全店売上高は同15.5%減だった。

■ジンズホールディングス <3046>  6,680円  +60 円 (+0.9%)  本日終値
 ジンズホールディングス<3046>は3日ぶりに反発。5日の取引終了後に発表した20年12月度の月次売上状況(速報)で、既存店売上高は前年同月比5.1%減と2カ月連続で前年割れとなったが、アク抜け感から買いが優勢となったようだ。新型コロナウイルスの感染者数が増加するなか、郊外ロードサイド店舗は順調に推移したものの、駅ビルやファッションビルを中心とした都心部の店舗で客数の落ち込みが顕著だったことが響いた。

■トヨタ自動車 <7203>  7,818円  +6 円 (+0.1%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>は売り物をこなし頑強。足もと外国為替市場でドル売りの動きが加速、一時1ドル=102円60銭近辺までドル安・円高が進行したことで、輸出採算悪化に対する思惑が株価にはネガティブ材料となっている。ただ、前日まで3営業日続落で値ごろ感も生じており、前日取引終盤には機関投資家とみられる押し目買いも観測されている。20年12月の新車販売台数は、新型車が好調で前年同月比10%強の伸びを確保し3カ月連続で前年実績を上回ったことが伝わっており、同社に限っても2ケタの伸びを確保したもようで、これが買い手掛かりとなった。

■サムティ <3244>  1,687円  -55 円 (-3.2%)  本日終値
 サムティ<3244>が大幅安。午前11時30分ごろに発表した21年11月期の連結業績予想で、営業利益を81億~118億円(前期比53.3~32.0%減)と大幅減益を見込むとしたことが嫌気された。新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、ホテルREIT設立の時期が不透明になったことや、不動産事業への影響などを考慮しレンジ形式の計画としたという。なお、20年11月期決算は、営業利益173億5500万円(前の期比12.6%増)だった。

■テラ <2191>  337円  +80 円 (+31.1%) ストップ高   本日終値
 テラ<2191>がストップ高。5日の取引終了後、慶応義塾大学医学部から、「子宮頸がんを対象とした腫瘍浸潤Tリンパ球(TIL)療法」のためのTIL製品製造にかかる業務を受託したと発表しており、これが好材料視された。今回の受託によりテラは、慶応大学から委託料などを受け取ることになる。なお、同件が21年12月期業績に与える影響は現在精査中としている。

■AFC-HD <2927>  798円  +100 円 (+14.3%) ストップ高   本日終値
 AFC-HDアムスライフサイエンス<2927>がストップ高。同社は5日取引終了後に、21年8月期第1四半期(20年9~11月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.1倍の5億5800万円となり、上半期計画5億7000万円に対する進捗率は97.9%となった。売上高は同20.3%増の46億3700万円で着地した。コロナ禍で消費者の健康意識が高まったことや巣ごもり需要の増加を背景に、主力のヘルスケア事業で青汁やビタミンといった定番商材のほか、免疫賦活商材であるプロポリスや乳酸菌などが伸長。また、生活習慣改善薬のジェネリック医薬品が順調に売り上げを伸ばし、医薬品事業が黒字転換したことも寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■ケイブ <3760>  1,541円  +141 円 (+10.1%)  本日終値
 ケイブ<3760>が大幅反発。オンラインゲームを運営し、SNS向けゲームで強みを持つほか家庭用ゲームや業務用機にも展開する。巣ごもり消費を追い風に21年5月期は営業黒字転換を目指す。5日取引終了後、設立時期を延期していた台湾子会社の登記が完了したことを発表、これが株価の刺激材料となった。

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