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【市況】東京株式(前引け)=続伸も値下がり銘柄数多い、TOPIXはマイナス

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 12日前引けの日経平均株価は前営業日比109円53銭高の2万5459円13銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億1015万株、売買代金概算は1兆2115億4000万円。値上がり銘柄数は722、対して値下がり銘柄数は1383、変わらずは70銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でナスダック総合指数が大きく切り返したことなどを受けリスク選好ムードが続いた。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感は漂うものの、引き続きワクチン開発期待などを背景に値がさ株を中心とする買いが集まり、日経平均を押し上げた。ただ、全体的には調整色の強い地合いで値下がり銘柄数が1300以上と値上がり銘柄数を大幅に上回っており、TOPIXはマイナス圏で着地している。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、任天堂<7974>が大きく切り返したほか、ファーストリテイリング<9983>も買い優勢。キーエンス<6861>、東京エレクトロン<8035>なども上昇した。ベネフィットジャパン<3934>はストップ高に買われる人気となり、東京精密<7729>、セグエグループ<3968>、グレイステクノロジー<6541>なども値を飛ばした。半面、トヨタ自動車<7203>、日本電産<6594>、JR東日本<9020>などが冴えず、オリエンタルランド<4661>も軟調。JAL<9201>も値を下げた。アイフル<8515>が急落、日医工<4541>も大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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