市場ニュース

戻る
 

【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (8月24日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、20日に上値、下値を切り下げる弱気の流れを示して、21日に上値の重さを再確認する動きとなっています。

 14日以降の動き方だけで判断するなら、目先は勢いの強い下げの流れへ入り、7月31日の安値2万1710円前後に下値堅さがあるかを確認する作業へ入ると考えられます。

 本日は、価格が上昇しても、21日の高値2万3135円を前に上値を抑えられて、引けにかけて、上げた分を押し戻される展開になると考えられます。

 本日の価格が上昇して、21日の高値2万3135円を超える場合、8月20日の安値2万2851円が最近の下げ調整の終点となって、現在が新たな上昇の流れへ入っている可能性が出てきます。

 本日、寄り付き後、すぐに上昇の流れへ入り、引けにかけて、2万3135円を超える動きになるなら、新たな上昇を開始している可能性を考えておく必要が出てきます。その場合、明日には8月14日の高値2万3338円を超えているはずです。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

 ⇒⇒ 株探プレミアムでは「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】」(原則日曜日の朝)を配信中!

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均