【特集】「2020年のIPO」が3位、テーマ性と値動きの軽さに魅力<注目テーマ>
T&S <日足> 「株探」多機能チャートより
1 デジタルトランスフォーメーション
2 巣ごもり
3 2020年のIPO
4 eコマース
5 5G
6 サイバーセキュリティ
7 ゲーム関連
8 コロナウイルス
9 CMOSセンサー
10 半導体
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「2020年のIPO」が3位となっている。
目先、これまで大きく売り込まれていた景気敏感株を買い戻す流れとなっており、他方でコロナ禍での活躍期待を背景に株価上昇を続けてきた銘柄の下げが目立っている。特に、ウィズコロナでも業績を伸ばせる銘柄が多く属する新興市場も軟調な展開となっているが、そうしたなかテーマ性が高く、値動きの軽いIPO銘柄に物色が向かっている。
直近では、7日に新規上場したAI関連のソフト開発などを手掛けるティアンドエス<4055>が公開価格を上回る初値をつけた後も買いを集め、きょうも大幅高となっている。そのほか、DX関連のSun Asterisk<4053>や自動運転分野向け画像認識ソフトの開発を行うフィーチャ<4052>、IT人材派遣などを手掛けるBranding Engineer<7352>などへの関心も高い。
また、好業績を受け急動意したSpeee<4499>、GMOフィナンシャルゲート<4051>、ウイルテック<7087>をはじめ、リグア<7090>やNexTone<7094>などにも注目。一方、これから決算発表を行う銘柄の中では、きょう後場以降の予定のアディッシュ<7093>、あす13日のコマースOneホールディングス<4496>やロコガイド<4497>、14日のフィーチャ、サイバーセキュリティクラウド<4493>、コパ・コーポレーション<7689>などをマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS