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【材料】SBSHDが急落、上期業績は2ケタ営業増益も計画やや下回る

SBSHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 SBSホールディングス<2384>が後場急落しマイナスに転じている。6日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算は、売上高1291億3900万円(前年同期比1.7%増)、営業損益62億4300万円(同12.5%増)、純利益41億3100万円(同23.1%増)と2ケタ増益となったが、従来予想の営業利益64億円を下回って着地したことが嫌気されている。

 主力の物流事業で、既存顧客との取引拡大に加えて、新規顧客の獲得に注力。また、EC需要の取り込みや、生活物流や食品流通などの分野における需要の拡大が貢献した。コスト改善の進展や燃料単価が昨年に比べて落ち着いていることもあり増益となったが、売り上げの増加に伴い人件費や傭車費も増加した。

 なお、20年12月期通期業績予想は、売上高2650億円(前期比3.7%増)、営業利益112億円(同10.1%増)、純利益65億円(同6.9%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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