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【材料】ゴルドウインがカイ気配スタート、21年3月期業績予想の上方修正とToSTNeT-3による自社株取得を好感

ゴルドウイン <日足> 「株探」多機能チャートより
 ゴールドウイン<8111>がカイ気配スタートとなっている。6日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を750億円から840億円(前期比14.2%減)へ、営業利益を35億円から81億円(同53.7%減)へ、純利益33億5000万円から64億円(同40.4%減)へ上方修正したことが好感されている。

 従来予想では、第1四半期は新型コロナウイルス感染症の影響で直営店の臨時休業や営業時間の短縮、外出自粛の影響で来店客数の大幅な減少が続き、その後第2四半期以降は経済活動が徐々に再開して緩やかに回復すると見込んでいた。しかし、同四半期の卸販売が堅調に推移したことに加え、直営店も6月には全店再開することができ、再開後の販売も好調に推移していることが要因としている。

 なお、第1四半期(4~6月)決算は、売上高122億円(前年同期比32.5%減)、営業損益4億7900万円の赤字(前年同期19億200万円の黒字)、最終損益2億9200万円の赤字(同13億7500万円の黒字)だった。

 同時に、上限を15万株(発行済み株数の0.32%)、または9億5550万円とする自社株を7日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表しており、これも好材料視されている。なお、取得結果はまだ発表されていない。

出所:MINKABU PRESS

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