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【市況】7日の株式相場見通し=強含み推移も強弱感対立で上値重い

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 7日の東京株式市場は、強含みの展開となりそうだ。ただ、ここ日経平均の上値の重さが意識されており、値動きは小さく前日終値を挟んで強弱感が対立しそうだ。前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数の上値追いが続き、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は7連騰で初の1万1000ポイント台に乗せ最高値街道を走っている。これを受けて、東京市場でも主力株中心に買い優勢の展開が期待できるものの、直近は米国株市場と日本株市場の株価連動性が薄れており、きょうも積極的に上値を買い進む動きは期待しにくい。日本時間今晩に予定される7月の米雇用統計の結果が気になるところ。また、きょうは国内企業の決算発表が700社超とピークを迎え、この内容を見極めたいとの思惑が買い手控え要因となる。

 6日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比185ドル46セント高の2万7386ドル98セントと大幅高で5日続伸。ナスダック総合株価指数は、同109.673ポイント高の1万1108.071だった。

 日程面では、6月の家計調査、6月の毎月勤労統計調査、6月の景気動向指数など。また、ティアンドエス<4055>が東証マザーズに新規上場する。海外では7月の中国貿易収支、7月の米雇用統計など。

出所:MINKABU PRESS

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