【材料】新電元が急反落、20年3月期業績は最終損益が計画下振れ赤字で着地
新電元 <日足> 「株探」多機能チャートより
半導体市況の低迷が想定以上に続いたものの、インドで電装新製品を投入した効果で営業利益は従来予想の15億円を上回った。ただ、為替が想定よりも円高で推移し為替差損が発生したことに加えて、繰延税金資産を取り崩し法人税等調整額を計上したことや福利厚生施設の減損損失の計上などにより赤字となった。
なお、21年3月期業績予想は、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せないなか、グループに与える影響を合理的に算出することが困難であるとして未定としている。
出所:MINKABU PRESS