【特集】ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (21)大化け期待の成長銘柄をピックアップしよう
決算発表を利用して上方修正銘柄を探す
◆ヒント満載、「銘柄探検」の「ファンダメンタルズで探す」
個人投資家のみなさん、こんにちは! 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために発令された緊急事態宣言が日本列島で解除され、段階的にではありますが、少しずつ経済活動が動き始めています。ただ、新型コロナウイルスの第二波到来が警戒される状況は依然として続きます。「3つの密(密閉・密集・密接)」を避けるために、これまでとは異なる新たな生活スタイルへの変更が求められており、私たちも価値観の変更を余儀なくされています。
米国をはじめとする世界の株式市場では、これまでとは異なる新しい働き方や生活スタイルを提案する企業に物色の矛先が向かっており、コロナウイルス後の経済活動の回復期待もあって好調な地合いが続いています。日経平均株価も5月26日に節目の2万1000円を突破する強い動きになっています。
株価は実際の景気に先行して動く景気先行指数です。株式市場では現在の業績に対して足元の株価が高いのか、それとも安いのかが評価されるのではなく、現在の株価からさらなる成長を今後見込むことができるのかが評価されるのです。
緊急事態宣言の発令中は「新たな生活スタイル」に関連する銘柄が物色されましたが、世界中で経済活動が再開されつつある現在は緊張感に代わって安堵が広がり、これまでの生活スタイルを基盤とする企業にも見直しの物色が集まります。しかし、今後は新旧の生活スタイルを融合させ、かつ進化させていくであろう銘柄が物色されることになるのかもしれません。
とはいえ、多くの企業が苦境にあえぐ足もとの状況では、どうやって銘柄を探せばよいのか途方に暮れている方も多いかもしれません。こうしたとき、企業が今後成長できるのかは、やはり業績とチャートに立ち返って判断するしかありません。
そこで今回からは、株探の「銘柄探検」を活用して、ファンダメンタルズとテクニカルの2つの視点から成長が期待できる銘柄を探す方法について解説していきます。まずは「銘柄探検」の「ファンダメンタルズで探す」からみていきましょう。
株探ニュース
横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)
◆ヒント満載、「銘柄探検」の「ファンダメンタルズで探す」
個人投資家のみなさん、こんにちは! 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために発令された緊急事態宣言が日本列島で解除され、段階的にではありますが、少しずつ経済活動が動き始めています。ただ、新型コロナウイルスの第二波到来が警戒される状況は依然として続きます。「3つの密(密閉・密集・密接)」を避けるために、これまでとは異なる新たな生活スタイルへの変更が求められており、私たちも価値観の変更を余儀なくされています。
米国をはじめとする世界の株式市場では、これまでとは異なる新しい働き方や生活スタイルを提案する企業に物色の矛先が向かっており、コロナウイルス後の経済活動の回復期待もあって好調な地合いが続いています。日経平均株価も5月26日に節目の2万1000円を突破する強い動きになっています。
株価は実際の景気に先行して動く景気先行指数です。株式市場では現在の業績に対して足元の株価が高いのか、それとも安いのかが評価されるのではなく、現在の株価からさらなる成長を今後見込むことができるのかが評価されるのです。
緊急事態宣言の発令中は「新たな生活スタイル」に関連する銘柄が物色されましたが、世界中で経済活動が再開されつつある現在は緊張感に代わって安堵が広がり、これまでの生活スタイルを基盤とする企業にも見直しの物色が集まります。しかし、今後は新旧の生活スタイルを融合させ、かつ進化させていくであろう銘柄が物色されることになるのかもしれません。
とはいえ、多くの企業が苦境にあえぐ足もとの状況では、どうやって銘柄を探せばよいのか途方に暮れている方も多いかもしれません。こうしたとき、企業が今後成長できるのかは、やはり業績とチャートに立ち返って判断するしかありません。
そこで今回からは、株探の「銘柄探検」を活用して、ファンダメンタルズとテクニカルの2つの視点から成長が期待できる銘柄を探す方法について解説していきます。まずは「銘柄探検」の「ファンダメンタルズで探す」からみていきましょう。
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