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【特集】ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (20)急騰・急落銘柄を移動平均線に注目してピックアップしてみよう

勢いやトレンドがある銘柄を探そう
横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

◆多機能チャートでサインの有効性を検証する

 今回は今後想定される外出自粛緩和で業績回復への期待が高まる飲食店「うかい <7621> [JQ]」を見ていきましょう。

 銘柄名の右横に「本」と「チャート」のマークがありますので、まずはゴールデンクロスを確認するために「チャート」マークにカーソルを合わせます。すると、小さいポップアップウインドウが立ち上がって「チャート」が表示されます。チャート上にローソク足と2本の移動平均線(5日移動平均線=緑色、25日移動平均線=紫色)が表示されているので、ゴールデンクロスが生じているのかを確認しましょう(図3)。左側の「本」のマークにカーソルを合わせると、小さいポップアップウインドウが立ち上がり、「概要・株価」の項目でどのような企業であるのか簡単なプロフィールと株価が表示されます(図4)。どちらのマークをクリックしても同じポップアップウインドウが立ち上がり、ウインドウの上部のタブで表示は切り替えられますので、どちらから見るかは使われる方の好き好きです。

図3 ポップアップウインドウで「チャート」を表示
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図4 ポップアップウインドウで「概要・株価」を表示
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 ただ、このポップアップウインドウのチャートでは大きな動きを確認できませんので、右下にある赤色のマーク「多機能チャート」をクリックして、大きなチャートを表示させましょう(図5参照。なお、銘柄名右横の「チャート」のマークをしっかりとクリックすれば、すぐに多機能チャートを表示することができます。)多機能チャートでは6カ月間の日足チャートが表示されますので、その期間の株価の動きがどうだったのか、買いシグナルとして適切なのかなど、そのほかのテクニカル指標も活用しながら確認しましょう(チャート下部のスライダーを使えば表示できる期間をさらに延ばすこともできます)。


図5 株探の多機能チャート
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 ここまでは買いシグナルが出現した銘柄を見てきましたが、反対に、売りシグナルが出現した銘柄を見たい場合には、「本日のデッドクロス銘柄(5日と25日移動平均線)」をクリックしましょう。情報の確認方法はゴールデンクロスの場合と同じになります。

 なお、株探のトップページの真ん中ほどにある「ランキング・活況銘柄 売買活況銘柄」の「GC」「DC」タブでもそれぞれ5銘柄を確認できますから、気になる銘柄がないかチェックしてもよいでしょう。



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