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【特集】ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (17)株式投資は美人投票!投資家注目の銘柄を探そう

ランキング情報で投資家の行動を確認する
横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

◆いま、どの銘柄が買われ、売られているのか?

 次に、「本日の株価上昇率ランキング」「本日の株価下落率ランキング」と、「本日のストップ高銘柄」と「本日のストップ安銘柄」をみていきます。

 「本日の株価上昇率ランキング」「本日の株価下落率ランキング」では、前日の終値から株価が上昇もしくは下落した銘柄をランキング形式で上位から把握することができます(図4、図5参照)。株価が取引時間中に寄り付いていない状態でも気配値をもとにランキング形式で一覧に表示される点は便利です。


図4 「本日の株価上昇率ランキング」
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図5 「本日の株価下落率ランキング」
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 「本日のストップ高銘柄」では、株価がその日にストップ高になった銘柄(気配や一時も含みます)を、「本日のストップ安銘柄」では株価がその日にストップ安になった銘柄を一覧で表したものです。(図6参照)


図6 「本日のストップ高銘柄」
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 株価は日々、値上がりしたり、値下がりしたりしますが、決められた価格の範囲内で動いています。これを「値幅制限」といいます。値幅制限を設けることで、一日に動くことができる株価の範囲は決まっており、極端な暴落や高騰を避けることができます。この値幅制限の上限まで上昇するのがストップ高、下限まで下落するのがストップ安です。ストップ高(安)を演じた銘柄は、制限いっぱいの上限(下限)まで株価が変動するわけですからボラティリティが高まり、結果として売買チャンスも増えますので、当然、投資家からの注目を集めやすくなります。

 なお、値幅制限は株価が100円以上~200円未満は50円、200円以上500円未満は80円などと設定されています。詳しくは日本取引所グループの制限値幅のページで確認することができます。


 「本日のストップ高銘柄」「本日のストップ安銘柄」も一覧に表示される銘柄が多い時には、「市場別」「時価総額別」で銘柄の表示を細かく分けることができますから、利用した方がよいでしょう。

 ちなみに、米国の株式市場もコロナショックで大暴落しました。米国の株価指数であるニューヨークダウも、足もとでは一日に1000ドル、2000ドル超も動く日々が増えています。株価の動きに制限がないと、たとえば今回のコロナショックのような危機的状況などが発生した時に売り注文が殺到します。そうした混乱状態によるあまりにも行き過ぎた株価下落を避けるために、価格が一定以上の変動を起こした場合に強制的に取引を止めるなどの措置を採ることができる制度のことを「サーキットブレイカー制度」と言います。個別銘柄の取引で制限値幅が適用されるように、日本では先物市場とオプション市場で「サーキットブレイカー制度」が導入されています。今回のコロナショックによって米国市場で連日のようにサーキットブレイカーが発動されたのは記憶に新しいところです。

 なお、トップページの真ん中あたりには「ランキング・活況銘柄」の欄があります(図7参照)。ここには9つのタブが設けられていますが、そのなかに「上昇銘柄」「下落銘柄」「ストップ高」「ストップ安」があります。「上昇銘柄」と「下落銘柄」のタブを選んで右下にある「一覧を見る」をクリックすると、「株価注意報」の「本日の株価上昇率ランキング」「本日の株価下落率ランキング」のページに移り、「ストップ高」「ストップ安」のタブを選んで右下にある「一覧を見る」をクリックすると、「株価注意報」の「本日のストップ高銘柄」と「本日のストップ安銘柄」のページに移動することもできます。

図7 トップページの「ランキング・活況銘柄」
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