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【注目】★本日の【イチオシ決算】 串カツ田中、タマホーム、ベイカレント (4月14日)

串カツ田中 <日足> 「株探」多機能チャートより

1)本日(4月14日)引け後に発表された決算・業績修正

 ●イチオシ決算

【串カツ田中 <3547> 】 ★12-2月期(1Q)経常は77%増益、自社株買い実施も発表
 ◆20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比77.0%増の3.2億円に拡大して着地。メディア露出の増加で客数が増加したうえ、キャンペーンの抑制で客単価も上昇し、直営既存店売上高が前年同期比5.5%増と好調だったことが寄与。前期出店した28店舗やフランチャイズ店の増加なども収益拡大に貢献した。
  上期計画の3.9億円に対する進捗率は83.1%に達しており、業績上振れが期待される。
  併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の5.3%にあたる50万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。株主還元の強化を好感する買いも期待される。

 ● サプライズな決算発表・業績修正

 タマホーム <1419>   ★6-2月期(3Q累計)経常が2.2倍増益で着地
 ◆20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の53.5億円に急拡大して着地。戦略商品の地域限定商品を中心に注文住宅の受注が高水準を維持したことに加え、着工棟数の平準化効果で完工棟数が増加したことが寄与。前期から実施してきた値上げの浸透も利益拡大に貢献した。

 PRTIME <3922>   ★今期経常は34%増で6期連続最高益更新へ
 ◆20年2月期の連結経常利益は前の期比13.4%増の5億6000万円に伸びて着地。非連結決算に移行する21年2月期の同利益は前期連結比34.5%増の7億5300万円に拡大し、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期は積極的な広告宣伝費の投入などでニュースリリース配信サイト「PR TIMES」の利用企業数が引き続き増加した。今期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響があるものの、売上高2ケタ成長を堅持する見込み。業績予想は新型コロナの悪影響が秋口まで続く前提で算出。

 ダイト <4577>   ★6-2月期(3Q累計)経常は24%増益、今期配当を6円増額修正
 ◆20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比23.7%増の46.4億円に伸びて着地。原薬製造で血圧降下剤や消炎鎮痛剤などのジェネリック医薬品向け、仕入れ商品の販売が好調だった。製剤も自社開発のジェネリック医薬品や製造受託などが伸び、2ケタ増収増益を達成した。
  通期計画の47.5億円に対する進捗率は97.7%に達しており、業績上振れが期待される。
  併せて、上場10周年記念配当6円を実施する形で、今期の年間配当を従来計画の40円→46円(前期は38円)に増額修正した。

 シンメンテ <6086> [東証M]  ★前期経常は33%増で上振れ着地・5期連続最高益
 ◆20年2月期の連結経常利益は前の期比32.6%増の8億5400万円に拡大し、従来予想の7億4200万円を上回って着地。5期連続で過去最高益を更新した。主力の店舗メンテナンスでサービス対象店舗数とメンテナンスの対象種類が増加し依頼数が伸びたことが寄与。子会社テスコとの協力業者の共有化や原価精査による採算改善も大幅増益につながった。
  併せて、前期の年間配当を30円→34円(前の期は26円)に増額修正した。なお、21年2月期の業績見通しは配当(15円)以外は開示しなかった。

 ベイカレント <6532>   ★前期税引き前は82%増で上振れ着地、配当を30円増額
 ◆20年2月期の税引き前利益(非連結)は前の期比81.9%増の79.7億円に拡大し、従来予想の69.4億円を上回って着地。5期連続で過去最高益を更新した。コンサルティングサービスでデジタルトランスフォーメーション関連などの高付加価値案件の獲得が進んだことが寄与。好調な受注状況を背景にコンサルタントの高稼働を維持したことも収益を押し上げた。
  なお、21年2月期の業績見通しについては売上高365億円(予想レンジ中値)以外は開示しなかった。

2)4月15日の決算発表銘柄(予定)
 ■引け後発表
  ◆本決算:
   <2884> ヨシムラHD
   <3281> GLP [東R]
   <3488> ザイマックス [東R]
  ◆第1四半期決算:
   <3091> ブロンコB
   <6866> HIOKI
  合計5社

 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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