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【市況】後場の日経平均は5円高でスタート、三菱UFJや富士フイルムなどが堅調/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19351.22 (+5.45)
TOPIX  : 1412.70 (-4.28)

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比5.45円高の19351.22円と再び前日比プラスに転じて取引を開始。ランチタイム中の225先物は19310-19370円での推移、ランチバスケットは差し引き60億円の買い越しとの観測。日銀による上場投資信託(ETF)買いへの思惑や決算後のファーストリテの堅調推移などが下支え要因になり、押し目買いの動きもみられている。一方、本日は聖金曜日の祝日で海外主要市場が休場となるなか、国内で新型コロナウイルスの感染者の増加は続いており、週末要因による利益確定売りは依然として重しになっているようだ。

 業種別では、空運業や鉱業、ゴム製品が軟調な一方で、銀行業や電気・ガス業、パルプ・紙は堅調。売買代金上位銘柄では、東京エレクトロン<8035>、ソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>、オリエンタルランド<4661>、花王<4452>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>がさえない。一方で、上半期決算後にあく抜けムードが優勢となったファーストリテ<9983>や、米金融株高の流れを引き継いだ三菱UFJ<8306>などメガバンクの上昇が目立ったほか、ソフトバンクG<9984>、富士フイルム<4901>、TDK<6762>、信越化<4063>、デンカ<4061>は堅調。
《HH》

 提供:フィスコ

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