【特集】「巣ごもり」関連が5位、新型コロナ対応で需要追い風の銘柄群<注目テーマ>
TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
1 マスク
2 5G
3 テレワーク
4 コロナウイルス
5 巣ごもり
6 旅行
7 人工知能
8 遠隔医療
9 TOPIXコア30
10 国際優良株
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「巣ごもり 」が5位となっている。
新型コロナウイルスの感染拡大を背景に世界株市場は大波乱展開となっている。実勢経済についても感染防止目的で国を挙げて人の移動制限に取り組む動きが強まっており、日本も例外ではない。商業施設やレジャー施設、飲食産業にとって逆風は強く、経済への大きなデメリットが警戒されている。
しかし、株式市場はしたたかである。全体相場が波乱安に見舞われるなかも、株価上昇が見込める強い株を探す動きが観測される。外出を控える動きが進むなか、在宅での消費が相対的に高まる方向となっており、巣ごもり関連がその強い株が集まるセクターとして注目されている。
宅配やネット経由の買い物、レジャーではゲーム関連、 動画配信、電子書籍などにビジネス展開する企業が同関連としてリストアップされる。ゲーム関連ではスクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>、カプコン<9697>、コナミホールディングス<9766>、HEROZ<4382>、イマジニア<4644>、Aiming<3911>、イグニス<3689>など。また、出前館<2484>やライドオンエクスプレスホールディングス<6082>などの出前関連、アマゾン関連株として人気素地のあるファイズホールディングス<9325>なども物色人気の対象となりやすい。このほか、電子書籍ではイーブックイニシアティブジャパン<3658>やAmazia<4424>、動画配信関連ではJストリーム<4308>やUUUM<3990>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS