【特集】「巣ごもり」が4位にランクイン、新型肺炎による外出手控えで新需要も<注目テーマ>
ZHD <日足> 「株探」多機能チャートより
1 マスク
2 テレワーク
3 コロナウイルス
4 巣ごもり
5 5G
6 遠隔医療
7 院内感染
8 教育ICT
9 eラーニング
10 ドラッグストア
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「巣ごもり」が4位となっている。
新型肺炎の感染拡大を受け、外出を手控え自宅内での消費を行う巣ごもり消費が注目されている。厚生労働省は「不要不急の集まりは避けて」と呼びかけており、様々なイベントの中止や延期が相次いでいる。また、政府からの要請を受けて、きょうから多くの自治体が小中高校の休校に踏み切った。こうしたなか、街中消費が抑えられる一方で自宅内での消費へと需要がシフトする動きは強まっている。
巣ごもり消費では、eコマースによる通販が活発化することになり、Zホールディングス<4689>や楽天<4755>、メルカリ<4385>などに注目が集まっている。
また、店舗に出向いての外食を手控えることから、出前関連の出前館<2484>やライドオンエクスプレスホールディングス<6082>、家庭での料理が活発化することから食材宅配のオイシックス・ラ・大地<3182>やショクブン<9969>などにも関心が高まっている。
更に、自宅での娯楽への需要が高まり、ネクソン<3659>やカプコン<9697>、KLab<3656>などスマホゲーム関連株が注目されている。加えて、マンガアプリのand factory<7035>やビーグリー<3981>、パピレス<3641>や有料衛星放送のWOWOW<4839>、ビデオレンタルのゲオホールディングス<2681>、動画配信のUUUM<3990>などにも追い風となる。
出所:MINKABU PRESS