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【市況】注目銘柄ダイジェスト(前場):ネットワン、日産自、SUMCOなど

そーせい <日足> 「株探」多機能チャートより

SOSEI<4565>:2070円(+47円)
一時急落もプラス転換。19年12月期の営業損益を3.84億円の黒字(前期は9カ月決算で57.34億円の赤字)と発表している。マイルストンに関する収益の増加に加え、新規提携による契約一時金及びロイヤリティの受領があった。研究開発費の減少も黒字転換に寄与した。20年12月期の業績は19年12月期と近いものになる見通しとしているが、具体的な金額は公表していない。株価は寄り付き後、材料出尽くしとの見方から売り優勢になっていたが、その後はプラスに転じている。


エアウォーター<4088>:1616円(+97円)
大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は167億円で前年同期比39.3%増益、上半期の同13.6%増から増益率が拡大している。通期業績に対する進捗率も高く、想定以上の業績推移と捉えられる。また、日本製鉄<5401>の構造改革に関しても、全体では吸収可能といった見方が示されている。公募増資発表以降株価の低迷が続いていたため、リバウンドのきっかけ材料と捉えられる形に。


ファインデクス<3649>:953円 -
ストップ安売り気配。前日に19年12月期の決算を発表、営業利益は7.4億円で前期比25.3%増益、第3四半期決算時に上方修正した水準をやや上回る着地になった。一方、20年12月期は5.8億円で同21.9%の減益見通しで、下半期は赤字に転落する予想となっている。医療機関がシステム導入を希望する大型連休とオリンピック開催が重なるため、システム導入の延期が予想されることを要因としている。予想外の大幅減益見通しがサプライズに。


ネットワン<7518>:2427円(+386円)
急騰。前日に「納品実体のない取引に関する調査 中間報告書」並びに第3四半期決算発表の延期を発表している。報告書では、架空循環取引への組織的関与がないこと、同取引での損益計算書への影響は累計で売上高276億円、営業利益36億円であること、中期計画変更の必要がないことなどが示されている。目先の不透明感の後退によって、買い戻しの動きが一段と強まる形になっているようだ。


ランディックス<2981>:2545円(-41円)
一時2702円まで大幅上昇。20年3月期の年間配当を従来予想の42.30円から48.00円(記念配当5.00円含む。前期実績16.00円)に増額修正している。東証マザーズ上場の記念配当を実施する。また、東証本則市場への変更申請に向けた準備を開始する。第3四半期累計(19年4-12月)の営業利益は7.89億円で着地した。前年同期比増減率は非開示。オーダーメイド住宅マッチングサイトの会員数が増加した。通期予想は10.03億円で据え置いた。なお、株価は朝高後、マイナスに転じている。


日産自<7201>:515.6円(-52.9円)
急落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は227億円で前年同期比78.0%減益、市場想定を下回ったとみられるが、一過性利益も含まれているもようで実質的にはさらに低調な内容と捉えられる。通期予想は1500億円から850億円、前期比73.3%減益に下方修正、市場コンセンサスは1400億円程度とみられる。未定としていた期末配当金は無配に。連結販売台数の減少が想定以上の業績下振れの主因に。


マクドナルド<2702>:5250円(+40円)
大幅に続伸。20年12月期の営業利益予想を前期比3.5%増の290.00億円と発表している。顧客の利便性を向上し、未来型店舗体験やデリバリー、新規出店と改装、デジタル対応を含む店舗への投資などを強化する。19年12月期の営業利益は11.9%増の280.18億円で着地した。既存店売上高が4.5%増となり、店舗当たりの平均月商は上場以来最高を更新した。年間配当を33.00円(前期実績30.00円)に増額する。


日本サード<2488>:1091円(+6円)
大幅に反発。20年3月期の営業利益を従来予想の3.65億円から4.19億円(前期実績2.38億円)に上方修正している。ICTソリューションセグメント、教育ソリューションセグメント、西日本ソリューションセグメントで想定よりも利益率の高い業務が受託できたため。同期の年間配当は従来予想の21.00円から25.00円(前期実績20.00円)に増額修正した。業績が堅調に推移していることに加え、今後の経営環境を総合的に勘案した。なお、株価は朝高後、上げ幅を縮めている。


SUMCO<3436>:1919円(+126円)
大幅続伸。前日に19年12月期の決算を発表、営業利益は506億円で前期比40.5%減益、従来予想の494億円をやや上回る着地となった。また、20年12月期第1四半期は90億円で前年同期比54.6%減益を計画、前10-12月期水準を上回る見通しとしている。300mmウエハの顧客在庫水準も11月でピークアウトの兆し、会社側でも前第4四半期が業績の底であるとの見解を示している。業績回復確度の高まりが一段と意識される状況になっている。
《ST》

 提供:フィスコ

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