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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:オプトラン、ネクソン、トリドール

オプトラン <日足> 「株探」多機能チャートより
■オプトラン <6235>  3,315円  +300 円 (+10.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 オプトラン<6235>が急反発している。13日の取引終了後に発表した20年12月期連結業績予想で、売上高462億円(前期比7.9%増)、営業利益120億円(同10.3%増)、純利益92億円(同1.1%増)と2ケタ営業増益を見込むことが好感されている。カメラの複眼化や生体認証機能などの成膜需要の増加から引き続きスマートフォン向け成膜装置の伸長が見込まれるほか、監視カメラや5G対応に向けた通信機器部品への成膜需要拡大が期待でき装置需要も堅調に推移すると予想している。なお、19年12月期決算は、売上高428億2200万円(前の期比4.3%減)、営業利益108億7900万円(同1.8%増)、純利益91億100万円(同17.5%増)だった。

■市光工業 <7244>  722円  +56 円 (+8.4%)  11:30現在
 13日に決算を発表。「今期経常は5%増益、1円増配へ」が好感された。
 市光工業 <7244> が2月13日大引け後(16:40)に決算を発表。19年12月期の連結経常利益は前の期比24.0%減の73.6億円になったが、20年12月期は前期比4.6%増の77億円に伸びる見通しとなった。
  ⇒⇒市光工業の詳しい業績推移表を見る

■FUJI <6134>  1,976円  +150 円 (+8.2%)  11:30現在
 13日に決算を発表。「今期経常を14%上方修正、配当も10円増額」が好感された。
 FUJI <6134> が2月13日大引け後、20年3月期を従来予想の170億円→193億円(前期は234億円)に13.5%上方修正し、減益率が27.5%減→17.7%減に縮小する見通しとなった。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→50円(前期は50円)に増額修正した。
  ⇒⇒FUJIの詳しい業績推移表を見る

■ネクソン <3659>  1,818円  +127 円 (+7.5%)  11:30現在
 13日に決算を発表。「前期税引き前は4%増も下振れ着地・3期連続最高益、今期業績は非開示、前期配当を3期ぶり2.5円で復配・今期は2.5円増配へ」が好感された。
 ネクソン <3659> が2月13日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年12月期の連結税引き前利益は前の期比3.9%増の1219億円に伸びたが、従来予想の1368億円を下回って着地。ただ、3期連続で過去最高益を更新した。3期連続増益となった。なお、20年12月期の業績見通しについては配当(5円)以外は開示しなかった。
  ⇒⇒ネクソンの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「2.3%の自社株消却を実施」も買い材料。
 発行済み株式数の2.3%にあたる2097万1021株の自社株を消却する。消却予定日は2月28日。

■トリドール <3397>  2,891円  +194 円 (+7.2%)  11:30現在
 トリドール <3397> が急伸。13日大引け後に発表した20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益が前年同期比11.9%増の62億円に伸びて着地したことが買い材料視された。テレビCMの継続放映などが奏功し、主力のうどん店「丸亀製麺」の既存店売上高が好調に推移したことが寄与。通期計画の52.6億円をすでに17.8%もすでに上回っており、業績上振れが濃厚視される。併せて、3月末現在の株主を対象に、1→2の株式分割を実施すると発表。株式流動性の向上や投資家層の拡大を好感する買いも向かった。

■エア・ウォーター <4088>  1,616円  +97 円 (+6.4%)  11:30現在
 エア・ウォーター<4088>が5日ぶりに反発している。同社は13日取引終了後に、20年3月期第3四半期累計(19年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は388億2100万円(前年同期比23.4%増)となり、通期計画480億円に対する進捗率は80.9%となった。売上収益は5920億7700万円(同10.1%増)で着地した。第3四半期に入り産業ガス事業の一部で需要の停滞感がみられたものの、製品価格の改定をはじめとした収益体質強化に向けた取り組みによって収益力が向上。また、積極的なM&Aによる新規連結効果や、木質バイオマスによる発電事業の収益化が始まったことも寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■PCデポ <7618>  574円  +34 円 (+6.3%)  11:30現在
 13日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が10%増益で着地・10-12月期も13%増益」が好感された。
 ピーシーデポコーポレーション <7618> が2月13日大引け後(16:50)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比9.9%増の23.1億円に伸び、通期計画の27億円に対する進捗率は85.8%に達し、5年平均の74.2%も上回った。
  ⇒⇒PCデポの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「1月売上高は9%増」も買い材料。

■東京応化工業 <4186>  4,905円  +270 円 (+5.8%)  11:30現在
 13日に決算を発表。「今期経常は21%増益へ」が好感された。
 東京応化工業 <4186> が2月13日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期の連結経常利益は前の期比9.6%減の97億円になったが、20年12月期は前期比20.5%増の117億円に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒東京応化工業の詳しい業績推移表を見る

■ウェルビー <6556>  1,903円  +91 円 (+5.0%)  11:30現在
 13日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が23%増益で着地・10-12月期も35%増益」が好感された。
 ウェルビー <6556> [東証M] が2月13日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比22.8%増の14.6億円に伸び、通期計画の18.4億円に対する進捗率は79.2%となり、前年同期の80.9%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒ウェルビーの詳しい業績推移表を見る

■ローツェ <6323>  4,385円  +75 円 (+1.7%)  11:30現在
 ローツェ<6323>が全体地合い悪に逆行し3日続伸と上値指向を継続。半導体製造装置関連株に継続的に資金が流入している。ロジック市況の回復に続き、メモリー市況も在庫調整の進展から底入れ思惑が高まっており、2020年は半導体製造装置の売り上げも前年を上回るとの見方が強まっている。そのなか、韓国や台湾などでは直近の決算発表などから半導体関連大手の業績回復期待が鮮明化、同国に大口顧客を抱え、商品ウエハー搬送装置で高い商品競争力を誇る同社は収益環境の追い風が意識される局面となった。

■ビー・エム・エル <4694>  3,100円  +30 円 (+1.0%)  11:30現在
 ビー・エム・エル<4694>が4日ぶりに反発している。13日の取引終了後、新型コロナウイルスの検査を17日から受託すると発表しており、これが好材料視されている。同検査は厚生労働省からの指示にもとづき、指定された施設から検体を預かり、測定を行うというもの。検査方法は、リアルタイムRT-PCR法で、国立感染症研究所が公示する測定方法と市販試薬キットを併用し、陽性の確定を行うという。なお、現段階では一般の医療機関からの検査受託は対象にしていないとしている。

■スクリン <7735>  6,840円  +40 円 (+0.6%)  11:30現在
 SCREENホールディングス<7735>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など大手半導体製造装置メーカーが、全体下げ相場のなか頑強な値動きをみせている。世界的な半導体市況の回復期待が強まるなか、前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数など主要株指数は下落したものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は小幅ながら4日続伸と強さをみせた。2020年の半導体製造装置市場は前年比プラスに転じるとの見方が強く、地合い悪のなかも来期業績回復を期待した継続的な買いが下値を支えている。

■ファインデックス <3649>  953円  -300 円 (-23.9%) ストップ安売り気配   11:30現在  東証1部 下落率トップ
 13日に決算を発表。「今期経常は22%減益へ」が嫌気された。
 ファインデックス <3649> が2月13日大引け後(15:40)に決算を発表。19年12月期の連結経常利益は前の期比25.8%増の7.4億円に伸びたが、20年12月期は前期比21.8%減の5.8億円に減る見通しとなった。
  ⇒⇒ファインデックスの詳しい業績推移表を見る

■ソースネクスト <4344>  422円  -92 円 (-17.9%)  11:30現在  東証1部 下落率4位
 13日に決算を発表。「今期経常を38%下方修正、配当も0.67円減額」が嫌気された。
 ソースネクスト <4344> が2月13日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比41.6%減の5億円に落ち込んだ。業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の1.23円→0.56円(前期は0.68円)に大幅減額修正した。
  ⇒⇒ソースネクストの詳しい業績推移表を見る

■LIFULL <2120>  474円  -100 円 (-17.4%) ストップ安   11:30現在  東証1部 下落率5位
 13日に決算を発表。「10-12月期(1Q)税引き前は39%減益で着地」が嫌気された。
 LIFULL <2120> が2月13日大引け後(17:20)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年9月期第1四半期(10-12月)の連結税引き前利益は前年同期比38.9%減の9.2億円に落ち込んだ。
  ⇒⇒LIFULLの詳しい業績推移表を見る

■イグニス <3689>  1,340円  +300 円 (+28.9%) ストップ高   11:30現在
 イグニス<3689>がストップ高まで買われている。同社は13日取引終了後に、20年9月期第1四半期(19年10~12月)の連結決算を発表。営業損益が6500万円の黒字(前年同期は3億4000万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。売上高は14億9600万円(前年同期比11.4%増)で着地。恋愛・婚活マッチングサービスを運営する「マッチング事業」が、プロモーションやクチコミの効果などで大きく伸びたことが寄与した。

●ストップ高銘柄
 コーア商HD <9273>  1,307円  +300 円 (+29.8%) ストップ高   11:30現在
 YMRH <6274>  719円  +100 円 (+16.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 グロバルLM <3486>  722円  +100 円 (+16.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 gbHD <6557>  2,550円  -700 円 (-21.5%) ストップ安   11:30現在
 リネットJ <3556>  592円  -100 円 (-14.5%) ストップ安売り気配   11:30現在
 など、4銘柄

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