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【市況】マザーズ先物見通し:米国株安などを背景に投資マインド萎縮か

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

本日のマザーズ先物は、前日の米国株安などを受けて買い見送り気分が強まりそうだ。前日の米国市場は、新型肺炎の感染認定基準の変更で中国の感染者数が急増したことが分かったことから、問題収束に時間がかかるとの懸念が再浮上し、主要株価指数は下落した。シカゴの日経225先物も軟調となっていることから、個人投資家マインドは高まりにくいだろう。また、中国で発生した新型肺炎は、日本国内で初の死者が確認されるなど、終息の兆しが見えていない。市場では「景気の先行きや企業業績の行方に対する懸念が拭えない現状では、積極的に買いを手掛けづらい」との声が聞かれている。また、来週17日の米国市場がワシントン生誕の日で休場となることも買い手控え要因につながろう。このため、全般は模様眺め気分の強い展開が想定される。個別では、マザーズ先物に影響を与えやすい時価総額上位銘柄で、昨日に決算を発表したラクス<3923>やそーせい<4565>の動きが注目されよう。ラクスについては、減益は積極的な投資の結果であり、トップラインも伸びていることから中長期的な観点からとしては悪くはない内容だが、それでも、これまで非開示だった今期営業利益が2ケタの減益見通しとなったことに対するネガティブ視は避けられそうになく、マザーズ先物を下押ししそうだ。一方、そーせいは、決算日基準の変更を除いた実質ベースでみても、2019年12月期の営業損益が黒字に転換したことで一先ずの安心感となろう。ただ、今期見通しについては非開示しており、市場がどう反応するかには注目だ。本日のマザーズ先物の上値のメドは850.0pt、下値のメドは840.0ptとする。
《YN》

 提供:フィスコ

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